ゾンビの魅力とは!?ゾンビは悪役じゃない!?ゾンビはモブ(群衆)じゃない!?ゾンビ愛好家のリブゾンさんにインタビュー
ゾンビお好きですか?
怖いし、なんか汚いし、なんか苦手?
いえいえゾンビは倒れても何度も立ち上がる、不屈の闘志を持ったファイターなのです。
ゾンビ大好きリブゾン(リブートゾンビ)さんに、ゾンビの魅力を伺いました。
オバケ全般が苦手な私にとって、メカラウロコのインタビューでした。
新しい視点からゾンビを見ると、ゾンビを応援したくなっちゃいます。
倒れても何度でも立ち上がるのがゾンビの魅力
—自己紹介をお願いします。
リブゾン:ゾンビ愛好家のリブゾンです。
100,040歳(汗)のオッサンで人間社会では中小企業の採用担当をやっています。
—リブゾンさんの名前の由来を伺っても良いですか?
リブゾン:リブゾンって名前の由来なんやけど、最初は再起動の意味の「リブート」と、私が大好きな「ゾンビ」を合わせた造語の「リブートゾンビ」って名乗ってたんや。
でもリブートゾンビって呼びにくいよね?だからリブゾンって略したんやわ。
皆がリブゾンさんとかリブさんって呼んでくれるのが正直、嬉しい。
名前にも使っているように、ゾンビ大好き。
—リブゾンさんが名前にゾンビを取り入れる位に、ゾンビにはまったきっかけってあるんでしょうか?
リブゾン:最初は、昔ハマった格闘ゲームのヴァンパイアシリーズに出てくるザベルのデザインに惹かれたんだけど、ゲーム・マンガ・映画でゾンビを見る度に「うわゾンビってすげぇ奴やん」って思うようになり、今や自分でゾンビを名乗るほどに(笑)
—私は純粋にゾンビを見ると怖いなあ…
リブゾン:怖いってイメージが強いゾンビだけど、ちょっとだけ視点を変えて見て欲しい。
ゾンビって倒れても何度でも立ち上がるし、目的に向かって進み続けるやん?
—確かに。
リブゾン:これって強さの象徴や!って気づいて、それ以降ゾンビにドップリです。
—なるほど。悪を倒して勝つヒーローの強さじゃなくて、踏まれても踏まれても立ち上がるゾンビの強さってのがあるんですね。
リブゾン:ザベルがゾンビにハマるきっかけなのと、パンクスタイルが好きだった時期もあり、ゾンビは怖いというよりカッコいい・オシャレだとすら感じるようになったわ(笑)
—笑。確かにパンクスもゾンビも破けた服来てるけども!
自身がいじめとうつ病を体験した中で、ゾンビのようにゆっくりと動き、強く前に進む姿は理想と思い、そこからゾンビのように強く生きると考えるようになったわ。
—スーパーヒーローが現れて救ってくれるっていうのは現実には不可能だけど、自分がアンデッドになって踏まれても立ち上がりつづけることはできるもんね。
そうか〜、ゾンビをそういう目で見たことなかったです。
リブゾンさんオススメのゾンビ映画ベスト3
—リブゾンさんオススメのゾンビ映画を教えてください。
ゾンビ映画のオススメですけど・・・・
実はゾンビ映画ってオススメが難しいんです。
主役にはならないし、中々ラスボスにもならない(汗)
大体、端役どまりなのと、表現が殆ど同じになっている。
なので、ちょっと異端な、他のホラー作品のゾンビとは違う扱いを受けた3作品を紹介っ!!
その1:ゾンビーズ
リブゾン:ミュージカル風な場面があったりするコメディ映画。
—パッケージがポップだし、全員めっちゃ笑顔ですもんね。
リブゾン:ゾンビを化学力で制御し、人間と同じように暮らす世界のお話しでゾンビと人間の恋物語や人間とゾンビの差を語る物語・・・
ゾンビらしさも作中で垣間見えますが、差別ってアカンで~ってのが主題
—ああ、ゾンビが主役のコメディーだけどヒューマン系?
なんかすごいですね。脳が混乱をきたしてます。
リブゾン:途中で主人公がゾンビの本領発揮するシーンがあるんだけど、そのシーンのカッコよさは最高です。
また主人公の妹が可愛すぎるのでそこも注目(父親目線)
その2:ゾンビワールドへようこそ
リブゾン:これは正統派ゾンビ映画の中で、リブゾンイチ押しの映画。
シンプルなストーリーで、どこかの施設に保管されているゾンビが目覚めて、街がパニックになるという王道ゾンビ映画。
—ふむふむ。
リブゾン:ところが、一つ違うのがゾンビの性能。
この映画のゾンビは全力疾走で追いかけてきたり、トランポリンでジャンプしたり、バーカウンター越しにマウントポジション取りにきたり(汗)
—ゾンビって走れない印象でしたが、えらい身体能力の高いゾンビなんですね。
リブゾン:そして主人公の男子高校生3人のやり取りが非常に面白い。
ホラー映画につきもののお色気シーンもなぜかゾンビのモノだったりするのでそれも面白かったりする。
ただ家族で見てはダメで、多分R18指定。
ラストは友情に感動します。エンディングもおしゃれでメチャクチャカッコいいので是非見て欲しい。
アマゾンプライムで無料で見れる吹き替え版の方が笑えます
—オッケー。きちんと吹き替え版の方にリンクしておきます。
その3:幽玄道士
—わー!懐かしい!!私が子供の頃にキョンシーがブームでした。
リブゾン:キョンシーもれっきとしたゾンビ。
このシリーズはアクションが痛快なので、ストレス解消に見るのもいいかも。
子供の頃はよくキョンシーごっこやったなぁ・・・
—みんなしてた。私は怖がりなのでキョンシーのマネしておいかけられるだけで怖くて泣いてたなあ。
強い者ほど時には休めっていうゾンビのスタンスは見習うべき
—ズバリ、リブゾンさんにとってゾンビの魅力とは?
リブゾン:ゾンビの魅力は、前に向かう意志に代表される「強い部分」
それと一回倒されても、ゆっくり起き上がる「ゆとりの部分」
強いばかりじゃ息切れしちゃうから、強い者ほど時には休めっていうゾンビのスタンスは見習うべき。
—そうか、ゾンビってそんなスタンスだったのか。
リブゾン:ひたすらに前へ、前へって走り続けるとメンタルに疲れが出てくるし、時にはゆっくりしたい。ってのがゾンビの魅力やね。
—リブゾンさんのおかげでゾンビの魅力がわかった気がします。ありがとうございました。