築50年以上のマンションで暮らしています。

2年ほど我慢して暮らしたのですが、あまりにも劣化が激しかったので家主に修繕の交渉をしたら「こちらで修繕はしないけど、自分たちでリフォームしてもいいよ」と言ってもらったので、夫婦でキッチンをセルフリノベーションしました。

総予算5万円ぐらいとお手頃な価格ですが、リフォーム前よりもはるかに使いやすく、気に入っています。

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リノベ費用5万円以下:DIYキッチンにアイデアを詰め込みました

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業務用シンクに、ワイヤーラック(メタルシェルフ)を組み合わせた簡易的なキッチンですが、以前使っていた公団型のキッチンよりもはるかに使いやすいです。

【キッチンリフォームでこだわった点】
  • 高め(90センチ)にすること
  • シンクを狭く、調理スペースを広くとること
  • 奥行きを浅くして、室内スペースを少しでも広すること


キッチンリフォームのビフォーアフター

キッチンをリフォームする前の写真がこちら。

↓ビフォー写真(流し台以外はそのまま使っています)
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30年以上使用したと思われる公団型流し台です。
遠目にみると、そこそこ綺麗っぽいのですが、近くで見るとめちゃ汚かった…。

近所の人たちの噂だと、我が家の部屋の状態が悪すぎて、何年も空き家だったそう(うちは、予算内でペット可物件がここしかなかったので決めました)。

ここからは、キッチンを5万円でDIYする際に、こだわった点の詳細や、購入したアイテムを紹介していきます。



こだわり1:標準サイズより10センチ高めのキッチン

公団型流し台を買って付け替えるのが、キッチンを一番安くリフォームする方法なのですが、使いやすさにこだわって市販の流し台ではなく造作キッチンをDIYしました。

公団型キッチン(昔ながらの量産型キッチン)の高さは80センチ、最近のシステムキッチンの高さは85センチのことが多いですが、我が家のキッチンは90センチで作っています。

私は170センチ近い長身なのと、腰痛持ちなので、キッチン全体の高さを標準より10センチ高めにしています。

リフォーム前は80センチキッチンで、洗い物や料理で前かがみになることが腰に大きな負担になっていたので、90センチキッチンは最高に快適です。


アズマ製作所の45センチ業務用シンク

キッチンシンクは業務用で、アズマ製作所(東製作所/AZUMA)の幅45センチ、奥行き45センチのものです。

【愛用の業務用シンク】

↓バックガードなし高さ10センチアップでセミオーダーしています。
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東製作所は大阪市平野区の会社で、自社生産しているようでセミオーダーで高さを変更できます。
品質も文句なしで、いい買い物したなと思っています。

楽天市場の厨房センターで見積もりをしてもらったところ、価格が27000円でした。
セミオーダーでこの価格はすごすぎる、意味不明なぐらい安いと思います。


こだわり2:キッチンシンクは狭く・調理スペースは広く

日本のシステムキッチンは180センチ幅のものが主流なのに、なぜかシンクが75センチが標準で、調理スペースが50センチ以下のものばかりです(ガス台は60センチ)。

私は「シンクもっと狭くして、調理スペース広くした方が絶対使いやすいやろ!」と昔からずっと思っていました。

しかもなぜか日本のキッチンの慣例として、その狭い調理スペースに、水切りカゴを置くのがデフォルトになっていて、調理スペースはまな板1枚分ぐらいしかないんやで…。


なので、キッチンをリフォームする際に、シンク45センチ、ガス台55センチ、調理スペース80センチという、スペース配分にしてみました。

そして「調理スペース広い方が絶対イイ!」と、実感しております。

【関連記事】

↓水切りカゴを断捨離しました。代用方法も書いてます。



ワイヤーラックならサイズいろいろ

作業台は、ワイヤーラック(メタルシェルフ)の上に天板を乗せただけの簡易的なもの。

調理台はドウシシャのもので、ガス代はアイリスオーヤマのものです。
ワイヤーラックはサイズが豊富ですし、耐荷重も100キロ越えと丈夫なので、サイズも強度も問題なし!


サイズ展開はメーカーごとにさまざまなので、イメージしているサイズに近いものをネットを徘徊して探し出し、別々のメーカーのものを買いました。

ワイヤーラックの幅は購入後に変更することはできないのですが、高さは調節できます。
ダイソーで500円で買ったパイプカッターを使うと、簡単にパイプをカットできます。



ラックの上には、ホームセンターでカットした材木を敷き、上にタイルを貼り付けけています。
タイルは、以前住んでいた家で使用したもののあまりもので(これもアウトレットで激安でした)、天板の小口面にはアルミテープを貼りました。



奥行きを浅くして、部屋を広く見せる

これは我が家ならではの工夫なのですが、キッチンの奥行きを45センチにしました。
キッチン以外もリフォーム前は奥行き60センチ前後だったのを、奥行き50センチ以下に揃えています。

↓ビフォー(リフォーム前の廊下からキッチンにかけて)
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↓アフター(リフォーム後。奥行きを揃えて廊下を広く)
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奥行きは、公団型の流し台で55センチ、ちょっといいシステムキッチンだと60〜70センチあることが多いです。

我が家は30平米以下と狭く、キッチンが壁付けの廊下沿いにあるため、居住スペースにゆとりを出すために、一番厚みがないシンクを購入し、その奥行きに合わせてガス台と調理台をDIYしています。

たかが10センチですが、されど10センチ。
おかげで、ずいぶん部屋を広く感じます(自己満足かもしれないけど、そんな気がします)。


ただし、奥行きはある方が調理はしやすいと思うので、廊下沿いのキッチンじゃなかったらもう少し厚みが欲しかった…。




まとめ:5万円キッチンリフォームのDIY費用内わけ

さいごに、キッチンリフォームの費用をざっくり。

  • 業務用シンク(アズマ製作所)…27000円
  • 調理台用ワイヤーラック…9000円
  • ガス台用ワイヤーラック…4000円
  • 天板用の1.2mm合板…3000円
  • タイル半ケース…5000円
  • 調理台下のばんじゅう(引き出し)…2000円
  • アルミテープとか目地材とかボンドとか…2000円ぐらい?

以上で合計5万2000円になります。
タイルとか多分もうちょっと安いんですが、おおらかに概算出してます。

既製品のワイヤーラックをカスタムしているだけですが、サイズを自分に合わせて造作しているので、以前の公団型キッチンと比べると格段に使いやすく、天板もレトロで気に入っています。

以上、DIYした我が家のキッチン紹介でした。



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