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河内REDS メジャーデビュー曲「東京ガール」レビュー・辛口感想

河内REDS(かわちレッズ)寺岡呼人プロデュースのメジャーデビューシングル「東京ガール」MV公開|大衆受けを狙わせるあたりレコード会社は本気で彼らを売れるバンドにするつもりっぽい

大阪出身のロックバンド河内REDSのメジャーデビュー曲「東京ガール」のミュージックビデオ(以下MV)が公開されました。

河内REDSは、

「♪男はみんなちょっとだけホモ」とか

「♪わしをデイサービスにつれていかんとって〜」とか

「♪しがらみタウン富田林、何もないけどめんどくさい町さ〜」とか

独自の視点でそういやあるあるなネタをぶっちゃけた曲が多かったので、コミックバンド的なアプローチで売り出すのかな〜と思ってたのですが…

河内REDSってば、まさかのエモい甘酸っぱい青春ロックナンバーでデビューします。

 

この記事では、音楽好きなアラフォーの単なるおばはんであるていないが、河内REDS メジャーデビュー曲「東京ガール」について辛口レビューという名の感想を書きます。

 

河内REDS メジャーデビュー曲「東京ガール」レビュー・辛口感想

出典:https://twitter.com/KAWACHI_REDS

 

 

河内REDS 「東京ガール」概要

東京ガール

東京ガール

東京ガール

 

 

 関西ローカルの吉本芸人がホストをつとめる深夜の音楽番組、MBS「関西発!才能発掘TV マンモスター +」内のコンテストで、約1000組応募者の中から優勝した河内REDSがついにメジャーデビュー

 

  • 発売日:2019年8月28日(水)
  • レコード会社:ユニバーサルミュージック(ユニバーサルシグマ)
  • プロデューサー:寺岡呼人
  • 品番:UMCK-5676
  • 価格:1000円(税抜き)
  • 収録曲:
    M1.東京ガール 作詞・作曲:タダミ 編曲:河内REDS&寺岡呼人
    M2.僕のお葬式 作詞・作曲:サクラマサチカ 編曲:河内REDS&寺岡呼人
    M3.蛍     作詞・作曲:寺岡呼人&サクラマサチカ 編曲:河内REDS&寺岡呼人
    M4.東京ガール(Instrumental)
    M5.僕のお葬式(Instrumental)
    M6.蛍(Instrumental)
  • 備考:村瀬紗英(NMB48)をシングルジャケットの写真&MVに起用

 

河内REDS 「東京ガール」MUSIC VIDEO(MV)

www.youtube.com

 

河内REDSは寿司くんが監督するなど、もともとMVの完成度に定評がありましたが、今回はかなりど直球な「これぞ若手バンドのミュージックビデオだぜ!」っていうひねりも裏切りもない作品ですが、女の子はかわいく、河内REDSはかっこよく、丁寧に一番良い瞬間を切り取ってあります。

なんだかんだで、ファンが一番嬉しいのはこういう作品なんだよね。

今作の監督の直(CHOKU)は、KANA-BOONや山崎まさよし、GReeeeN、SHINeeなど超どメジャーなアーティストのMVも手がける映像作家。

今までのゲリラ的な手法ではなく、王道の光溢れる背景のぼけた美しい映像は、ノスタルジックで曲の世界観にマッチした良いMVだと思いました。

MVは

  • 大阪の街で村瀬紗英(NMB48)と擬似デート(男目線で撮影している)
  • 廃墟風(古い家をリノベーションした?)の倉庫で演奏する河内REDS

の2つのシーンから成り立ちます。

比率で言うと…7割村瀬紗英(NMB48)、3割河内REDS。

 

大人がYouTubeの再生数を伸ばすためには、どうするのが正解か考えて作ったのが伝わりますね。

 

河内REDS 「東京ガール」曲のレビューというほどじゃない感想

  • 河内REDSがもともと歌詞の主題が普遍性はあるけれど特殊な題材が多く、コミック色が強いバンドと思われがちなこと
  • メジャーデビューが決まったコンテストの主催が吉本興業の番組ということ
  • 「岡崎体育」「ヤバいTシャツ屋さん」「キュウソネコカミ」など関西のバンドはコミックソングを歌うバンドがここ最近人気なこと

などから、私は勝手に河内REDSはコミックバンドとしてデビューさせるのかな〜と思ってたんです。

そしたらですよ。

事務所の方針なのか、レコード会社の方針なのかわかりませんが、河内REDSを本格的なロックバンドとして売り出すみたいね。

 

レコード会社は河内REDSをテレビ番組のネタとして使い捨てず育てるつもりだと思う

  • プロデューサーに若手のプロデュースに定評がある寺岡呼人を起用
  • ジャケット写真とMVにアイドルを起用(吉本興業製作の番組でデビューするので吉本所属のNMB48は使いやすいとしても)
  • 一流の映像作家にMVの製作を依頼

と、本当に大型(?)新人として力を入れてデビューさせてくれてることに驚いたし、本当に良かったなと思いました。

関西ローカルの深夜番組で特集する場合、テレビ的に盛り上がるのは、河内REDSが大阪を揶揄するようなあるあるネタのコミックソングを作ることじゃないかと思うのですが、デビュー曲の「東京ガール」はミディアムバラードのラブソングです。

ライブで騒げるノリの良い曲を求めていた人にとっては拍子抜けかもしれませんが、河内REDSという魅力的なバンドがいるということをライブハウスの外にまで広めるためには、普遍性のある良楽曲で勝負をかけさせたいという大人の思惑みたいなものを感じました。

そして作詞作曲を担当したタダミくんは、求められた以上のクオリティの名曲を作り上げたと思います。

 

「東京ガール」でも河内REDSの普遍性と独自の切り口は健在

「東京ガール」は、進学か就職で東京に行ってしまった学生時代に好きだった女の子が帰省して、久しぶりに会うというストーリー仕立ての歌詞になっています。

つねづねタダミくんは、作詞家としての題材の選び方や、日本語選びのセンスが素晴らしいなと思っていたのですが、ラブソングでもそのセンスは健在。

地方都市や田舎に住んでいる18歳以上の男女なら、誰もがわかる「東京に出て垢抜けて帰ってきた女の子(男の子)」を見かけた時の、なんとも言えない甘酸っぱい気持ちみたいなものがうまく描かれています。

今までの楽曲は主題が独特すぎてついつい看過してしまいがちでしたが、タダミくんの選ぶ言葉のセンスの良さや、何気ない音符に対する日本語の詰め込み方など「ああ、こんなに素敵な作詞のできる人だったんだなあ」と彼の才能に気づいていたけど、それ以上だったみたいな喜びを感じました。

 

河内REDS「東京ガール」のたこ焼きのくだりって必要?

歌詞で残念だなと思ったのが1カ所だけありました。

2番の歌詞の、軽トラでたこ焼き屋をはじめて、たこ焼きを彼女が食べてっていうくだりが、かなり唐突に感じたし、限定的すぎて、わざと大阪っぽさを出してるっていうか、大阪が唐突にアピールされてギョッとしました。

これ、たこ焼き出さなかったら日本中の地方都市や田舎に残った人たちが、自分と重ね合わせて甘酸っぱい気持ちになれたのに、突然共感者の幅を狭めてしまってるのでもったいないなあと思ってしまいました。

大阪人はたこ焼きとお好み焼き!わては通天閣で串カツ食べまっせ、みたいなのは東京から見た大阪の姿なんですよね。

東京の原宿はクレープ、京都は生八つ橋みたいな。

 

もしタダミくんが自分から書いたのなら全然良いし文句はないのだけれど、大阪だからたこ焼きとか歌詞に入れてみたいなお題が出てんじゃなかろうか…みたいな邪推をしてしまったり。

 

河内REDSの良いところそのままでブラッシュアップ!寺岡呼人はやっぱりすげえ

「東京ガール」を聴いて改めて、タダミくんの歌がとにかく良いなと。

もともと日本語の発音が明瞭なボーカリストなんですけど、ミディアムバラードでボーカルの音量も大きめなナンバーなので、しっかり歌が聴き取れました。

タダミくんの日本語の発音の美しさすごいよね。

歌詞カードなくても、歌詞ほぼ100%聴き取れるからね。

歌詞の良さがしっかり伝わる、変に巻き舌に歌ったりニュアンスつけたりしない、実直というか、まっすぐな歌声がガツンと来る感じがツボです。

歌の上手な人ではないのかもしれないけど、彼はとても良いボーカリストだと思います。

プロデューサーの寺岡呼人はゆずやトイレの神様の人を手がけた人。

そこまで詳しくないのですが、新人を手がけるのが得意、そのアーティストの持ち味を生かして仕上げる人という印象があります。

河内REDSの「東京ガール」も、インディーズ時代よりも明らかにブラッシュアップされていて、これがメジャーか〜という仕上がりにはなっています。

後半の盛り上がりや1曲のメリハリ、荘厳なコーラスなど、メジャークオリティにはなってますが、サウンド自体は変にいじられてなくて私の知ってる(ってそこまで詳しくないですが)河内REDSのオールドファッションで懐かしい音色を、変にキラキラ今風にアレンジとかしてなくて好感が持てました。

中田ヤスタカがアーティストを自分色に染めるプロデューサーだとしたら、寺岡呼人は持ち味を生かしていじりたおさず仕上げてくれる人なのかなと。

こういう風に売りたいというレコード会社の思惑と、こういう風になりたいというアーティストの方向性を理解して、一緒にどうしたら良いのか考えてくれるカウンセラーみたいなプロデュースなのかなという印象を持ちました。

 

「東京ガール」は河内REDSのやりたかったことなのか問題

「東京ガール」のMVが公開になり、Twitterをざっと眺めていると、河内REDSファンで「東京ガール」を聴いて不満を持った人も多いようです。

多分彼らはコミックソングだったりロックンロールナンバーを期待していたというのもあるのでしょうが、一番不満や不安を感じたのは、河内REDSはやりたくないことをやらされているのではないか?という部分ではないかと思います。

河内REDSの本人たちがどういう曲でデビューしたかったかは私には知る由もありませんが、私はフラットに聴いて「東京ガール」は良い曲だなと思いました。

河内REDSを知らない人でも良い曲だと思うだろうし、河内REDSファンが聴いても彼ららしさもちゃんとあるナンバーに仕上がっていると思います。

唐突ですが、マンガの大御所萩尾望都は、最初から大御所だった訳ではなく、デビュー当時は編集部からお題与えられ、決められたページ数の読み切り作品ばかりを描いていました。

ただ、改めて読むと、その与えられたお題や、少ないページ数でもどの作品も萩尾望都らしく、魅力的な作品ばかりです。

楽しみながら描いているのも伝わるし、自分が描きたかった主題ではなくても完成度の高いものを仕上げています。

私の大好きなバンドチェッカーズはもともとドゥーワップバンドでしたが、アイドルとして歌謡曲でデビューしました。

彼らは楽曲から髪型から洋服まで大人に用意された状態でも、彼ららしい音楽を発信しました。

そしてデビューから4年後に完全にオリジナルにシフトして、服装や音楽性をガラリと変更したのです。

脱線しましたが何が言いたいかと言うと、メジャーデビューはゴールではなくてスタート。

制約がない中で好きにやるより、しがらみの中で河内REDSらしさをいかに出すかを見届けるのが楽しみです。

2021年あたりにはサビの歌詞がすでに決められている、資生堂アネッサのCMとかのオファーが来て、それをタダミくんがめちゃくちゃ河内REDSらしく仕上げて、お茶の間に骨太なロックンロールチューンがパワープレイされるのを観たいよ。

 

あながち夢ではなく、河内REDSなら全然実現可能だと私は思ってるしね。

 

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