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ストーリー漫画でわかるビジネスツールとしての知的財産|読書感想レビュー

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大樹七海著「ストーリー漫画でわかるビジネスツールとしての知的財産」読書感想レビュー

2019年6月「断捨離」の自称提唱者であるやましたひでこさんが、人気ブロガーやユーチューバーに対して、弁護士経由のメールでサイト内での「断捨離」という言葉の削除と今後いっさいの使用禁止を申し立てました。

 

>詳しくはこちら :「断捨離」商標権の権利行使はやりたい放題?令和の言葉狩りだと思う理由 

 

それを知り私もブログ内で「断捨離」という言葉を使用していたので、商標権違反かもしれないと調べたところ、やましたひでこさんのしていることは商標権の過剰行使という結論に達しました。

 

やましたひでこさんのしていることは、商標権の行使ではなく「言葉狩り」で、彼女の利益を守るために一般名詞化した「断捨離」を取り上げようとすることは大問題だと感じました。

 

知的財産(商標権)について無知なまま、やましたひでこさんのブラフィング(おどし)に負けて、言いなりになってしまうのはくやしい。

 

ただ、私は商標権はおろか、そもそも知的財産(知財)がどんなものかをわかってない…。

ということで、入門書として「ストーリー漫画でわかるビジネスツールとしての知的財産」を読みました。

 

ストーリー漫画でわかるビジネスツールとしての知的財産|読書感想レビュー

ストーリー漫画でわかる ビジネスツールとしての知的財産

ストーリー漫画でわかる ビジネスツールとしての知的財産

 

 

 

知的財産って何?

そもそも知財(知的財産)と言われても、さっぱり何のことかわかんないというのが、一般的なのではないでしょうか?

知的財産権とは、

発明、音楽、営業秘密などの無体物も財産として「知的財産」と呼ばれます。
知的財産を保護するのが、知的財産権です。音楽、映画、絵画などの著作物を保護する著作権、発明を保護する特許権、考案を保護する実用新案権、デザインを保護する意匠権、商品やサービスなどを区別するためのマークを保護する商標権などがあります。(知的財産とは何ですか? | 日本弁理士会

ということです。

「著作権」「特許権」「実用新案権」「意匠権」「商標権」のことを「知的財産」と呼びます。

 

「ストーリー漫画でわかるビジネスツールとしての知的財産」 読書感想レビュー

ストーリー漫画でわかる ビジネスツールとしての知的財産

ストーリー漫画でわかる ビジネスツールとしての知的財産

 
  • こんな人にオススメ:知的財産について何も知らない人向け
  • この本で学べること:知財とはどのようなものかがわかる
  • ストーリーのおもしろさ:★★★★
  • キャラクターの魅力:★★★★★
  • 絵のうまさ:★★★

 

「ビジネスツールとしての知的財産」は、9割ぐらいがマンガで出来てて、しかも面白い

この本の一番の魅力は、マンガがメインだということ。

このツイートがすごくわかりやすいなと思うんだけど…

 

 

「ストーリー漫画でわかるビジネスツールとしての知的財産」は9割がマンガで構成されていて(しかもきちんとストーリーマンガとして展開していく)、全6話のストーリーの1話が終わるごとに、見開きで文章で補足が入るという形になっているんです。

しかも補足を読まなくても、知的財産とはどういうものかがきちんとわかるように描いてある。

必要最低限の法律と、それがどのように利権を守ったり、悪用されたりしているのかという、実態を伴ったストーリーが付随するので、読んでいて理屈としてではなく、感覚として知的財産とはどのようなものかを理解することができます。

 

この本は、知的財産とはどんなものかもわかっていない人の入門書として最適です。

 

「ビジネスツールとしての知的財産」は、ストーリーがきちんとしていて面白い

知的財産に焦点をあてていますが、ストーリーマンガとしてきちんと成立していて、読んでいて面白かったです。

知的財産について初心者向けに「知財とはこういうものである」という基本をわかりやすくストーリーに織り込んで伝えるという内容なのですが、作者の大樹七海さんご本人が、弁理士資格を持っておられるそうで、登場する数々のエピソードのリアリティーが「弁理士監修でマンガ家に描かせた」ものとは雲泥の差があります。

コミック1冊よりもボリュームが 少ない中で、多くのキャラクターが登場しますが、きちんと外見内面ともに描き分けがきちんとできていて、誰が誰かわからなくなったりしません。

ただ、いかんせんページ数が少ないのでさっくり勝負がついてしまうんですけど(マンガで読む〜系なので仕方ないっちゃ仕方ないんですが)。笑

これを週刊連載とかでひっぱって読んだら、めちゃくちゃ面白かったんじゃないかと思わせる、魅力的なストーリー展開でした。

このマンガに登場する人物は魅力的なので、キャラクターはこのままで、青年誌などのきちんとした商業誌で連載をしてほしいと感じました。

絵があまり今風ではないのですが、こなせばそんなのは解決すると思いますし、感情移入できる魅力のあるキャラクターなので途中で慣れます。

元婦警さんが描く「ハコヅメ」というマンガがあるのですが、婦警経験がなければ誰もわからない、張り込みで立ちションができないという苦労などが描かれリアリティがすごい。

 

ハコヅメ?交番女子の逆襲?(1) (モーニングコミックス)

ハコヅメ?交番女子の逆襲?(1) (モーニングコミックス)

 

 

こういう、婦警さんだからこそ描けるマンガのように、弁理士だからこその視点でこれからもマンガを描いて欲しいとおもいました。(できたらこのマンガのキャラクターで)

 

「ビジネスツールとしての知的財産」で学んだこと。知財の知識がビジネスの明暗を分ける

マンガ内で主人公は人工知能の開発者で囲碁ソフトを製作しているのですが、知的財産を悪用する「パテントトロール(先に特許をとって特許侵害で儲ける)」に50万ドル(5000万円強)脅しとられかけたり、商標登録をしていたことで模倣商品(盗作)から自分のソフトを守ったり、タッチの差で同じ特許を申請して獲得したりと、知的財産権がビジネスに密接に関係していることがわかる内容になっています。

知財知識の欠如により会社がふっとびかけたり、知財をうまく使いこなして自分たちの製品を守ったりと、会社の存亡が知財に左右されるというものは、他人事ではないなあと。

「断捨離」の商標権問題しかり。

もし私のブログの「断捨離」という文字を消せと、やましたひでこさんから弁護士経由で削除要請が来たとしたら…

以前の私なら弁護士からの連絡に恐れおののき、裁判を恐れお詫びのメールと共に、記事を即刻削除したでしょうが、知財の知識があれば「削除しません。商標権の過剰行使だと思います」と返事することができるわけですから。

 

 

「断捨離」言葉狩り問題|知財の知識と共に問題提起できたらと思います

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