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やましたひでこ「断捨離」商標権トラブル2019|商標権は言葉の使用を禁止できるのか?

「断捨離」商標権保持者やましたひでこによる「断捨離」という言葉の使用禁止は「商標権」が持つ権利なのか検証した

 「断捨離」の商標権保持者やましたひでこさんが、人気テレビ番組「ナカイの窓」や人気ユーチューバー、人気ブロガーに「断捨離」の使用停止を求めたことが話題になっています。

それについての意見は2つに分かれており…

 

【反発派】

「断捨離」はすでに一般名詞だ!いくらなんでもやりすぎだ!言葉狩りだ!商標権の乱用だ!

 

【当然の権利派】

「断捨離」はやましたひでこさんが作った造語で、商標権を持っているのだから当然の権利だ!

 

ん?

んん???

ここで一旦ストーップ!!!!!

 

「商標権」とは一体どんな権利なのでしょうか?

「商標権」はすでに普通名詞化した「断捨離」という言葉を、権利者が望めば一般の人たちから取り上げることができるほどの強い権利を持つのでしょうか?

 

弁理士で、科学・知財マンガ家の大樹七海(おおきななみ)さんが、「商標権」に関するわかりやすいマンガを描いておられるのでご紹介しています。

 

やましたひでこ「断捨離」商標権トラブル2019|商標権は言葉の使用を禁止できるのか?

 

 

 

やましたひでこ「断捨離」商標権トラブル2019の概要

「断捨離」はやましたひでこさんが商標権を持つ言葉です。

2010年には流行語大賞にもノミネートされ、2019年現在すっかり浸透した言葉でもあります。

「ゴミ捨てをともなう大掃除」もしくは「いらないものの処分」の総称として、普通名詞のように「断捨離」を使っている人は多いのではないでしょうか?

ただ、皆が「断捨離」という言葉を気安く使うことに対して、商標権「断捨離」をもつやましたひでこさんは、快く思ってはおられなかったようです。

2019年に入ってから言葉狩りと言えるほど「断捨離」という言葉の使用に制限をかけるようになっていきます。

 

人生を変える断捨離

人生を変える断捨離

 

 

2019年 やましたひでこ「断捨離」商標権トラブル その1:人気テレビ番組「ナカイの窓」打ち切り

やましたひでこさんは「商標権」の権利として、人気テレビ番組「ナカイの窓」のコーナー「断捨離の窓」に使用された、『断捨離』というワードをめぐり、番組を訴えました。

 

▼詳しくはこちら▼

www.news-postseven.com

 

2019年 やましたひでこ「断捨離」商標権トラブル その2:人気ミニマリストユーチューバーTakeruさんへの「断捨離」という言葉のいっさいの使用禁止

やましたひでこさんの代理人は「商標権」の権利として、2019年5月20日に、登録者1万人の人気ミニマリストユーチューバーTakeruさんに対し、メールで以下の通知を出しました。

 

  1. 動画タイトルに商標登録されている「断捨離」を表示、又は動画内容にその言葉を用いた動画全てを削除すること。
  2. ハッシュタグとして使うのも禁止。削除すること。
  3. 今後、無断で断捨離の表示を用いた活動を行わないこと。

 

Takeruさんは6月3日に下記のようにツイートし、500近いリツイートが発生し大きな話題となりました。

  

2019年 やましたひでこ「断捨離」商標権トラブル その3:人気ミニマリストブロガーayakoさんへの「断捨離」という言葉のいっさいの使用禁止

やましたひでこさんの代理人は「商標権」の権利として、雑誌などでも紹介される人気シンプルライフブロガーayakoさんに対し、Takeruさんと同様の通知を出しましたことが、6月7日のayakoさんのツイートでわかりました。

 

 

2019年3月25日にやましたひでこさんのコンテンツを扱う株式会社経営科学出版が以下のような公式声明を出した矢先のことでした。

 

また、「断捨離」の考え方が広く浸透したことにより、今日では、自己の「断捨離」体験や「断捨離」にまつわるエピソードを個人ブログ等で発信される方も多くいらっしゃいます。もちろん、弊社はこのような個人的な断捨離体験の発信を禁止するものではありません。(出典元

 

この件にはかなりの違和感。
個人ブロガーはOKって書いてあるけど、人気がある人は別なのかと。禁止されていないと思い自分なりの断捨離エピソードを書いたら、弁護士からメールが来て一方的に言葉狩りされるっていう印象を持ちました。

 

断捨離流 素敵な出逢いがやってくる モノの捨て方 (―)

断捨離流 素敵な出逢いがやってくる モノの捨て方 (―)

 

 

 2019年 やましたひでこ「断捨離」商標権トラブル詳しくはこちら

「断捨離」には商標権があり、個人ブログでも広告収入があれば弁護士から損害賠償を請求される!?

更に詳しいトラブル内容の詳細にくわえ、自分なりの意見と、見解をまとめています。

 

www.teinai.work

 

「断捨離」の言葉狩りは商標権の当然の権利なのか?

やましたひでこさんが商標権の「禁止権」を行使して、「断捨離」という言葉のいっさいを禁止した行為に対して否定的な意見もあれば、肯定的な意見も。

商標権に関して名前は聞き及ぶものの、内容に関してわからない人がほとんどの中、ツイッターにはこのような意見も散見されました。

 

 

人道的にはこんなに普通名詞化された「断捨離」という言葉を取り上げるのは、どうかと思うけど、「商標権」が持つ正当な権利なら問題ないはずだ!

 

ただ、私たちは弁護士が動いているから、やましたひでこさんの行為は「商標権」の持つ正当な権利に違いないと思い込んでいるだけかもしれないよ。

 

ということで、「商標権」に詳しい弁理士資格を持つ漫画家の大樹七海(おおきななみ)さんのマンガとツイートがとてもわかりやすかったので見てみましょう〜。 

 

商標権の問題をわかりやすく:大樹七海作「となりの弁理士ワン」 

「商標権」について描かれたマンガです。

「商標権」は取った人が絶対である。

「商標権」の商標登録者が言葉の仕様者に金銭を要求をするのは当然の権利であるというような、誤解をといてくれる内容になっています。

ただし、マンガ内の内容は「断捨離」について論じたものではなく、あくまで「このマンガの中にでてくる断チャリの使用方法」について言及したものですのでお間違えなく。

※ブログ内の画像「となりの弁理士ワンー商標の問題!!」は、大樹七海さんの許諾を得てを掲載しています。

 

 

科学・知財マンガ家 大樹七海おおきななみ『ストーリー漫画でわかるビジネスツールとしての知的財産』発売

 

科学・知財マンガ家 大樹七海おおきななみ『ストーリー漫画でわかるビジネスツールとしての知的財産』発売

 

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以上出典:https://twitter.com/ookinanami73/status/1138155473515962368 

 

▼こちらのnoteにまとめが掲載されています▼

note.mu

 

▼大樹七海(おおきななみ)さんツイッターアカウント▼

twitter.com

 

▼大樹七海(おおきななみ)さんは、知的財産権(商標権を含む)に関するマンガも出版されています▼

ストーリー漫画でわかる ビジネスツールとしての知的財産

ストーリー漫画でわかる ビジネスツールとしての知的財産

 

  

知らなかった!「断捨離」が「商標登録」されていたとしても、「断捨離」という言葉自体は共有財産だったんだ。

 

大樹七海さんのマンガに対するコメントにこんなリプもくださってます。

 

 

ということは、やましたひでこさんは「商標権」を持っているからといって、「断捨離」という言葉を自由にする権利を持っているわけでもないんだね。
今回のやましたひでこさんが代理人を通して出した通知は「商標権」の権利範囲以上の要求だったってこと?

 

個別事案については具体的に法検討とあるので「断捨離」についての個別の判断については法的検討はされていないけれど、このマンガを読む限りやましたひでこさんの「断捨離」という言葉の使用差し止め請求は違和感があるよね。
すでに普通名詞化している「断捨離」の全てを、ユーチューバーさんやブロガーさんから奪おうとするのは、言葉狩りだと私は思ったよ。

 

そもそも、トヨタもKis-My-Ft2も、婚活もゆるキャラもミニマリストも商標登録されているから、「商標権」を持つ権利者がみんな言葉を取り上げるような行為をしたら、世の中はなりたたなくなっちゃうもんね…。

 

あと、みんな誤解しているようだけど、どうやら「断捨離」という言葉はやましたひでこさんの造語ではなく、もともとあった言葉や概念の上に、自分なりの「断捨離」の意義を与えて「断捨離」と名乗っているようです。

 

えええ〜〜!?「断捨離」はやましたひでこさんの考案した言葉と方法論だと思っていたよ。 

 

▼詳しくはコチラ▼

www.teinai.work

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まとめ:やましたひでこ「断捨離」商標権トラブル2019|商標権は言葉の使用を禁止できるのか?

私たちは「商標権」がどのような権利かの詳しい内容を知らず、権利者であるやましたひでこさんの主張が正しいと思い込み、従ってしまっていました。

 

この件でわかったことは、何もわからぬまま権利者の主張を鵜呑みにして従う前に、プロに話を聞くことが大切なんだなと。

  

やましたひでこ「断捨離」商標権トラブル2019の関連記事

いろいろじぶんなりに調べています。

自分の意見だけでなく、なるべく出典やツイッターのいろいろな意見なども記載し、検証できる形で記事に残しています。

 

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私の断捨離系記事 

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