ゆるミニマリストで整理収納アドバイザーのアラフォー主婦ブロガーていないです。

ちなみにワタクシ、旦那のことが大好きです。

嫁の私はアラフォーで、旦那はひとまわり以上年上のアラフィフ。

側からみたら、太ったおばはん&初老のじいさんの地味でさえない夫婦です。

が、今のところ毎日仲良く楽しくご機嫌に暮らしています。

 

この記事では私たち夫婦の出会い、馴れ初めについて書いてみます。

 

【旦那大好き】アラフィフ夫とアラフォー妻の仲良し夫婦【出会い編】

 

 

【2020年5月リライト】

最初は友達の紹介で出会ったって書いてましたが、実は婚活サイト(出会い系サイト)で知り合ったので書き直しました〜。

 

【旦那大好き】ていないが出会いを語ります。

旦那は、友達の旦那の取引先の人です。

って、いちおう私の母や義家族や友達には伝えてありますが、実は私と旦那は婚活サイトで知り合いました。笑

 

私は37歳の時にふと

「私40歳までに結婚しとかないと、一生結婚できないな」

と思い、露骨に結婚したいと公言しだしました。

 

1人ではじめるのは恥ずかしかったので、仲良しの友達と2人でライトな婚活サイト(出会い系)に登録。

そこで出会ったのがいまの夫、だんないです。

 

旦那を大好きになったきっかけは、趣味が合うことと大金持ち(?)なところ

婚活サイトで知り合って間も無く、旦那と毎日LINEでやり取りをするようになりました。

旦那はバツイチですが子ナシ。

 

みうらじゅんと北方謙三と橋本治が好き(どんな組み合わせやねん)で、私の好きなマンガ家の萩尾望都と大島弓子のマンガも数冊読んでいるし、ミュージカル映画が好きでジーン・ケリーのファンと教えてくれました。

音楽はクレイジー・ケン・バンドとプリンスとオリビア・ニュートン・ジョンが好き。

私もミュージカル映画とクレイジー・ケン・バンドが好きなので、趣味の合う人と知り合えてすごく嬉しかった。

 

実際に会うまでの2ヶ月間、私は自分の容姿に自信がないので写真を送りませんでした。

そして向こうも自分の写真を送ってきませんでした。

私たちはLINEで音楽の話や本の話や映画の話、天気の話やニュースなんかについてやりとりを続けました。

 

そして、ついに会いましょうということになり、待ち合わせ場所場所で待っていると、なんと銀色のベンツのスポーツカーが私の前に停車し、そこから旦那が現れたのだ〜。

 

え〜!

 

そして、そのベンツは、高級ホテルである「セントレジスホテル 大阪」に到着し、レストランの超美味しいコース料理をご馳走してもらったのです。

 

え〜!え〜!

 

それから何度かデートを重ね、おつきあいがはじまったのですが、その直後にあった私の誕生日には20万円以上するMacBook Proをプレゼントしてもらいました。

 

え〜!え〜!え〜!マジか!?

これって玉の輿なの!?

 

旦那が好きすぎて、サブカルこじらせおばはんなのをひた隠しに

旦那はとても優しくて、会ってすぐというか会う前から大好きになりました。

1ヶ月ほどデートをしてから私たちはお付き合いすることに。

旦那は私のことを大切にしてくれて、毎週末いろいろなところに遊びに連れて行ってくれました。

 

旦那には私が一人暮らししていることは伝えていましたが、必ずベンツで最寄駅でおろしてもらい、ついてこられないように駅を通って、裏側の出口から帰るという作戦で毎回逃げ切りました。

なぜか?

その頃私は、風呂なしキッチンなし、電話線なし、ガスなしの、めっちゃ奇妙な家に住んでたから。

 

私は面白がりなので、関西ローカルの「土曜はダメよ」というテレビ番組の奇妙な物件ばかりを紹介する「小枝不動産」というコーナーで紹介された、ボロボロのあばら家で暮らしていたのです。

知られたらふられる…

家に泊めたりして、だらだら同棲関係になりたくないから、家にはよばないと伝えていました。

 

私は実は大きな声で話をする、チョケ(おどけた)タイプのひょうきんな人間なのですが、旦那のことが好きで嫌われたくなくて、2人でいるときは小さな声でしおらしくしていたのです。

家に2000枚ぐらいCDがあり、カラーボックスにはレコード盤がぎっしりの音楽オタクということも隠していました。

 

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結婚に前向きになったら…お互いの嘘がばれた

結婚話がチラホラではじめたころ。

旦那が得意先との飲み会で終電に乗り損ね、私の家に泊めて欲しいと言ってきました。

断り…きれない…

 

そして幅170センチ奥行き10メートル、家には1000枚以上のCDとカラーボックスにぎっちぎちに詰め込まれたレコード、家も奇妙なら、私がオタクなのもまるわかりの、謎の物件への宿泊を許したのでした。

 

旦那は私の家のボロボロ具合に勇気が出たのか、翌朝急に開口一番

「実は貯金がない。」

と…

 

え〜!え〜!え〜!え〜!

 

あんたベンツのピッカピカのスポーツカー乗り回して、毎週末デートの度に、派手な金遣いでいろんなとこに連れまわしてたくせに、貯金ないの????

 

しかも旦那ってば、年齢詐称もしてたんです。

45とか言ってたくせに50歳だったんだぜ。

お前は詐欺師か!

 

さてさてここから一波乱!?と思いきや…さっくり結婚

旦那が金持ちだと思ってホクホクしていたものの、別に金持ちじゃなくても嫌いにならなかったので、そのままさっくり結婚しました。

金じゃないぜ。

愛だぜ。

私かっこいい。

 

というか、実は旦那が大金持ちじゃなくて内心ほっとしました。

ちょっとくらいダメな人のほうが、うっかりおならが出ても許されるので気が楽です。笑

旦那が貧乏で、歳をサバ読んでたことがわかっても、私は旦那のことが大好きなままでしたが、私の声は大きくなり、やたらオタクくさい話が会話の9割を占めるようになりました。

つまりは、ええかっこするのやめました。

お互いに隠し事をなしに本性をさらけ出したところ、本質的に気があうようで、私たち夫婦はますます仲良しになりました。

 

結婚式はせず、旦那のマンションとベンツを売却し、住宅ローンとカーローンの残金を完済し、残ったお金で小さなマンションを購入。

10万円の貯金すらなかった旦那ですが、身の丈にあった生活をしたら、収入は平均的にあるので、貧乏とかでもなく普通の毎日です。

結婚して4年ですが、コツコツ貯金もして、老後も2人でお金に困らず暮らす目処もたつようになってきました。

デートだの旅行だの派手な生活をしていた私たちは、壁紙を貼り、合板をペンキで塗り…部屋をDIYで作り上げるのが趣味になりました。

 

旦那は金持ちではありませんし、私たちは結婚してから大した贅沢もしていませんが、精神的に豊かで裕福な暮らしができていると思います。

 

インタビューされました

東洋経済オンラインの「晩婚さんいらっしゃい!」に掲載されました。

toyokeizai.net