みなさま中国の偽ドラえもんをご存知と思います。
こいつね。
2012年とかにテレビとかでも紹介されて、一躍有名になりましたよね。
中国の知的財産権への意識の低さとか、コピーのレベルの低さとかつっこみまくってましたよね。
この記事では昭和の日本も同じだったんだなあとしみじみしたのでご報告いたします。
- 昭和の日本も著作権ゆるゆるだったんだなぁってわかる偽ラムちゃんと偽キャンディキャンディ
- フィンガーファイブ折り紙はオフィシャル!?
- うる聖やつら風?偽ラムちゃんのきせかえはけっこうひどい
- 偽キャンディキャンディのぬりえのクオリティが中国産ドラえもんをしのぐレベル
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昭和の日本も著作権ゆるゆるだったんだなぁってわかる偽ラムちゃんと偽キャンディキャンディ
先日ウホスさんと遊んだら、昭和の懐かしの紙おもちゃをくれました。
駄菓子屋とかで売ってる紙のおもちゃ三種の神器。
- 折り紙
- きせかえ
- ぬりえ
です。
フィンガーファイブ折り紙はオフィシャル!?
フィンガーファイブおりがみ。
イラストもプリントもとても丁寧なので、これは公式のオフィシャルライセンス商品なのかな?
フルカラーのショッキングピンクが基調の折り紙1枚と、トレーシングペーパーにプリントしたような半透明のざらっとした質感の折り紙が5枚入ってました。
まあ、そもそもフィンガーファイブ自体が、アメリカのジャクソンファイブのパクリみたいな存在なんですけどね。
あ、パクリじゃないや。
オマージュですね。
もしくはリスペクト。
動画を見比べてみると、多分フィンガーファイブのメインボーカルのアキラと、ジャクソンファイブのマイケル・ジャクソン、同い年もしくはマイケルがちょっと年下くらいですかね。
フィンガーファイブのアキラが歌の上手な子供の域を出ないのに対して、マイケル・ジャクソンは度肝を抜かれる歌唱力。
やばいっすわ。
ということで、90年代のジャクソンファイブことフォルダーもついでにみちゃいましょう。
めっちゃ脱線してるけどせっかくだからね。
メインボーカルの少年が歌と踊りうまい歌手として現在も活躍中の三浦大知です。
いいもん見たわ。
ということで先へ進みましょう。
うる聖やつら風?偽ラムちゃんのきせかえはけっこうひどい
うる聖やつらは1981年に放映を開始したアニメです。
もともとは少年サンデーに連載していた高橋留美子の人気マンガなのですが、さすがに子供向けのきせかえなので、アニメで人気が出てから、ラムちゃんをパクって、もといリスペクトして描いたと思われるので、1981年以降に製作されたものだと思います。
一応ラムちゃん風の衣装とかもついてたりする(下半身はハーフパンツだけど)。
あとナース服ないのに、ナースキャップがついてる。笑
でも頭に差込口がないからどうやってナースキャップかぶらせていいやら不明。
緑の髪や顔つき、きせかえの衣装などを見ても、ラムちゃんのマネしてるんだろうなあと予想できるのですが、インスパイアで許せる程度ですよね。
髪型も衣装も若干違うし。
偽キャンディキャンディのぬりえのクオリティが中国産ドラえもんをしのぐレベル
最後がこれ。
豆塗り絵。
絵本をトレースしたんかな〜?っていう雰囲気が漂う、ピノキオとあと何?
猿と犬と竪琴もった少年。
どこかでこの絵のダンボール絵本みたいなの見たことある気がするんだけど何のお話か思い出せない。
ここまでは良し。
え?
パクってるって?
クオリティ的にしっかりトレースしてるしこの塗り絵を買った子供からしたら、模倣品かオフィシャルかわからないクオリティ(子供には多分わからん)だから良し。
ここからが問題です。
え〜と…
キャンディキャンディだよね。
髪型とか見る限りキャンディキャンディなんだよ。
でも、絵がど下手くそ。
キャンディキャンディは1976年にアニメ放映がはじまっています。
なのでこの豆ぬりえは一番古くても43年前に作られたと思われます。
こりゃひでえや!
白雪姫の顔をキャンディキャンディにすげ替えたイラストと、看護婦さんのイラストの顔をキャンディキャンディにすげ替えたやつ。
シュールだ…
キャンディキャンディにバレーボールさせてる…
そして靴が、普通にワンストラップシューズ…
隣の女の子誰なん????
これを見たら、中国産の偽ドラえもんをバカにできないなと。
知的財産権に関する観念もさることながら、クオリティの低さがやばみだねと。
40年前の日本も同じようなことしてたんだねえ。
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