ゆるミニマリストで整理収納アドバイザーの主婦、ていないです。
現在日本中に緊急事態宣言が発令されています。
この記事ではこの緊急事態宣言下、買い占めがおこった日本で、ミニマリストだから困ったことと、ミニマリストだから助かったことについて書いていきます。
- 緊急事態宣言の日本と、物資不足に弱いミニマリスト
- 【ミニマリストと緊急事態宣言】トイレットペーパーがなくて困った!
- 【ミニマリストと緊急事態宣言】冷蔵庫が小さくて困った!
- 【ミニマリストと緊急事態宣言】代用の発想で助かった
- 【まとめ】ミニマリストは緊急事態に強いところと弱いところどちらもある
緊急事態宣言の日本と、物資不足に弱いミニマリスト
緊急事態宣言が出てミニマリストが家にいられなくなっている。
そんなツイートがバズっていました。
そっかー、断捨離だなんだとか、家になるべく物を置かない生活を推し進めてきた人たちが、外出自粛生活で家に居られなくて困ってるのか……
— 輝井/terry@空手バカ異世界とかの人 (@terry10x12th) 2020年4月29日
はっきりいいます。
私も在庫を持たない生活をしていたので、一瞬困りました。笑
アウトソーシングに頼りすぎるミニマリストの特性は、緊急事態に弱いのは間違いないっ!
が、現在特に不便なく暮らせています。
ミニマリストだからこそ、緊急事態宣言の物資不足のなかでも快適に暮らせているなと思う点も多いので、困った点と、助かった点について触れていきます。
【ミニマリストと緊急事態宣言】トイレットペーパーがなくて困った!
我が家はトレットペーパーのストック(余剰在庫)をしていなかったため、これは困りました。
今までは最後の1ロールか2ロールあたりで、次のトイレットペーパーを、家の近所のコンビニで購入していたのですが、ちょうどトイレットペーパーの買い占めが起こった際に我が家のトイレットペーパーは残り3ロールぐらいしかなかったのです。
対応:特に並んだりはせず箱ティッシュで代用
私はトイレットペーパーがなくなりそう!という状態になったからといってドラッグストアやスーパーに並んだりはしませんでした。
コンビニにいくたびに「トイレットペーパーないかな?」とチラ見する程度で生活をしていたので、買い足せないままトイレットペーパーはなくなってしまいました。
幸運にもちょっと前に箱ティッシュを買ったところだったので、なくなるまでは普通にトイレットペーパーで暮らし、トイレットペーパーがなくなってからは箱ティッシュを使用しました。
我が家は築50年以上のボロマンションで排水管が詰まったらオダブツなので、コンビニの袋に使用済みの箱ティッシュを捨てました。
イオン東雲店にはトイレットペーパーが沢山ありました!#トイレットペーパー pic.twitter.com/IC26WKy9je
— わたしデラックス (@toomoo20159967) 2020年3月3日
そのあともコンビニにはトイレットペーパーは入荷しなかったので、東雲のAEONにトイレットペーパーがあるというツイッターの情報を見て、バイクで東雲のAEONにトイレットペーパーを買いに出かけました。
夫婦で向かったのですが、その際も個数制限(1人1個)ギリギリまで買うことはせず、1つだけ購入してかえりました。
不足しているものを、不要不急で在庫をたくさん持つのは良くないと思ったからです。
その後の対策:トイレットペーパーの在庫を1つ持つことにした
現在はトイレットペーパー不足は解消され、比較的容易に入手することができるようになったので、1個多めに在庫を持つことにしました。
幸いにもミニマリストなので、トイレットペーパーの在庫をストックするスペースに困ることはありません。
現在は押入れの天袋にトイレットペーパーと箱ティッシュを1つずつストックしています。
【ミニマリストと緊急事態宣言】冷蔵庫が小さくて困った!
なんと我が家は、3月に冷蔵庫を小さいものに買い換えたばかりだったのです。
それまではファミリーサイズの冷蔵庫だったのですが、デザイン重視の133リットル(2人暮らし向けサイズではある)のものを買ってしまいました。
それまでは我が家は朝昼は自炊、夜は外食というリズムで暮らしていたのですが、緊急事態宣言が出て外出を自粛することにしたため、自炊が必要になります。
感染拡大を防ぐために、なるべく人との接触を減らすべきなため、できたら頻繁にスーパーに行くことは避けたい…。
対応:常温保存できる根菜とレトルト食品、缶詰、乾物を増やす
冷蔵庫が小さいため、生鮮食品をたくさんストックすることができない我が家は、常温で保存できる「玉ねぎ」「人参」「キャベツ」のような野菜を購入し、玄関の涼しいスペースにストックすることにしました。
また、プラスチックペール1つ分と決めて、そこにレトルト食品や缶詰、乾物をストックしています。
その後の対策:増えた荷物と同量の荷物を断捨離
食材ストック入れになったプラスチックペールには、以前は傘やレインコートを入れていました。
折り畳み傘を1つ断捨離し、他の荷物は靴箱の下の木箱にしまいました。
靴箱の荷物が増えたので、夫婦でビジネス用に使っていた靴を1足ずつ(合計2足)処分。
さらに冬用の服も少し処分。
総合して家の荷物が増えないように調整しました。
食材ストックが増えた分、他の荷物を減らすことで、家の中の総量を保ちました。
【ミニマリストと緊急事態宣言】代用の発想で助かった
ミニマリストになってから、なるべく少ないアイテムで代用して在庫管理の手間を減らすことを心がけて暮らしています。
1つのものでたくさんの役割を果たしてくれるアイテムを選び、代用できるものは工夫して代用する。
たとえば、炊飯器を使わず鍋でごはんを炊く。
ボディーソープで体だけでなく髪や顔など全身を洗い、食器も洗い、トイレやシンクも洗うことで、シャンプーや洗顔フォーム、ハンドソープ、食器洗い洗剤、トイレ洗剤、マジックリンなどの洗剤を断捨離しています。
助かった:除菌用アルコール液を常備していた
除菌用アルコール液は代用にすぐれた製品です。
我が家では、猫のトイレ掃除用、総合洗剤と殺菌消毒用として、5リットルのアルコール除菌液をストックしていました。
今までは手指の消毒以外にも、 使いまくっていたのですが、今はセーブしつつ控えめに使っております。笑
この調子でいくと、あと半年ぐらいはアルコールに困らず暮らせそうです。
それまでにアルコール消毒液不足が解消されていると良いのですが…。
助かった:マスクをハンカチで代用
マスク不足と言われて久しいですが、我が家はマスクを買うために行列に並んだり、定価以上の価格で購入したりはしていません。
そして在庫もあまりなかったので、かなり早い段階でマスクの在庫はなくなりました。
どうしたのかというと、ダイソーでパンツのゴム(細めの平ゴム)を買って輪っかにしたものを2つ作り、ハンカチにゴムを通してマスクとして代用しました。
【うちで過ごそう】
— ていない@うちで過ごそう実施中 (@tei_nai) 2020年4月9日
マスクは買わずに、家にあるハンカチで代用
パンツのゴム適当な長さに切って輪っかにして結んで(写真参照)、ハンカチと組み合わせたマスクです。
そんで出かけて帰ったらすぐ洗濯。
マスク買いに並んだりすることが感染リスクなので、あるもので代用してうちで過ごそう。 pic.twitter.com/rYoy9dfaKu
【まとめ】ミニマリストは緊急事態に強いところと弱いところどちらもある
トイレットペーパー不足は、ミニマリストの極端に在庫のない暮らしは危ないということを痛感した出来事となりました。
また、不要不急の外出を控える必要がある状況においては、ある程度家の中で生活をまかなうためには、適量のストックが必要ということがわかりました。
ただ、ミニマリストでよかったなと思うところもありました。
何より家の中にいらないものがあまりないので、好きなものと必要なものだけに囲まれて暮らせるので居心地がとても良いです。
そして荷物が少ないため、どこに何があるか把握できているため、生活のストレスが少ないのも良い点であると感じました。
トイレットペーパーがないと生活できない!マスクがないと生活できない!とパニックにならずに、何かでどうにか代用して、普通の生活を続けられないかな〜と、工夫をする習慣があったことで、行列に並んでトイレットペーパーやマスクを買った人たちよりも、ストレスが少なく暮らせているような気もします。
ミニマリストは緊急事態宣言下の日本で、弱い面もありますが、強い面もあると感じました。