汚実家を片付けた!実録実家の断捨離片付けドキュメンタリーブログ
実家が物だらけ、実家が汚いという悩みを持っている方は多いと思います。
実家を片付けたい、親の荷物を断捨離したい。
自分の親や義両親が年老いてきたら、たくさんの荷物に囲まれて生活するのは不自由にみえるのに、助言を聞き入れず家がどんどん汚屋敷化していく。
あと、高齢者のガスコンロ使用を不安視する方も同じく多いはず。
今回私一念発起しまして実家を掃除してまいりました。
全力で片付けて、ガスコンロをIHコンロに変更してまいりました。
- 汚実家を片付けた!実録実家の断捨離片付けドキュメンタリーブログ
- 実家を片付けたい!「実践編」を読む前に
- まず結論を!実家は片付いた!汚実家の断捨離成功したぞ〜!!
- ここから母親のダメなところが出まくるので、まずは母の良いところ書いておきます
- 実家片付けは鬼になれ!キッチンのものは9割以上断捨離!
- 多少の抵抗を気にしていたら、汚実家断捨離ミッションは遂行できないぜ!?
- なぜ?掃除をしないのに大量の洗剤が出てきたぞ〜!
- だんだん明かされていく母親の深層心理。片付けたいと思っているんだと確信
- 断捨離には超前向き、掃除されることには超後ろ向きの母親に手こずる
- 70歳のコンプレックスは、おそろしいほど巨大化していて手がつけられない
- 3泊4日の弾丸掃除ツアー次回で大団円(最後結局揉めたけど)
- 汚部屋コンサルしました!
- 断捨離おすすめ記事はこちら
実家を片付けたい!「実践編」を読む前に
前回、ドキュメンタリーどころか家がどんなに汚かったかという話に終始してしまいましたが、やっと今回から実家を片付ける過程を綴っていきます。
▼まだ読んでない方はこちらから▼
ナマナマしすぎる断捨離ドキュメンタリーブログになっています。
母親がそばにいて、家の全体写真を撮れなかったのと、掃除中は手が汚れまくっていたので、あまり写真がないのですが、テキストを中心に書き起こしていきますね。
まず結論を!実家は片付いた!汚実家の断捨離成功したぞ〜!!
今回実家の断捨離は超成功しております。
うちの母は掃除はできませんが、物に対する執着がないので捨ての快感に身をゆだね、捨てまくってくれました。
捨てたゴミ袋の数、45リットルが20袋と20リットルが数袋。
母曰く今までのどの引越しの時よりも捨てたとのこと。
並みのミニマリストよりもキッチンの荷物を減らしました。
ここから母親のダメなところが出まくるので、まずは母の良いところ書いておきます
昨日はネガティブな内容になりましたが(書きながらちょっと自分で泣いたりしちゃって)、別に母親が嫌いではないし仲が悪い訳でもないんです。
私の母親は「貧乏な大学生の男の子」みたい。
TVゲームと音楽と本と漫画が大好きで、タバコとコーヒーを愛し、外食とレトルト食品やうどんパックを主食とし野菜嫌いを野菜ジュースで補い、掃除と歯磨きと身だしなみを整えることが大嫌い。
音楽が特に好きで、ジャズやジョン・スペンサーや高田渡、いろんなジャンルに渡ってあれこれ聴いています。
なので、他の溜め込み老人と決定的に違うのは「掃除ができない」だけで「物を捨てられない」訳ではないこと。
「汚屋敷=ゴミ屋敷」と思われがちですが、我が家はそこまでちらかってはいない。
母の苦手な掃除に関するものはぐちゃぐちゃですが、CDなどの母の好きなものはきちんと整理されています。
▼実家の四隅にくまなく蜘蛛の巣がはっている▼
実家片付けは鬼になれ!キッチンのものは9割以上断捨離!
母親とも面識のある私の親友とスピーカーフォンで電話をしながら、母親に断捨離を促すという、第三者が聞いているということで捨てることを断り辛い雰囲気を作ってゴミ捨てスタート。
ここでキッチン用品と食器の8割を断捨離。
贈答品は中を開けることすらせず全部ゴミ袋へ!
ていうかキッチンの隙間にはほぼ贈答品が詰まってました。
タッパーは全部カビてるし、中に干からびたゴキブリ入ってるのとかもあるし全部ゴミ袋へ!
ザルやボウルもゴキブリの卵がひっかかってるし2セット残して全部ゴミ袋へ!
重箱も剥げてたしもうおせちとか一生作らないからゴミ袋へ!
フライパンも鍋も捨てる!
70歳すぎた独居老人はそんなに自炊しないしね。
プラスチックの整理用のカゴも全部捨てる!
ガスコンロもカセットコンロも炊飯器も捨てる!
ちょうど向かいの棟の引越しでごみ屋さんが来ていたのでお金を払ってデカ物は引き取ってもらいました。
なんという素晴らしいタイミング!
運命は私の味方をした!!!
片付けて片付けて片付けまくれ!
親に文句言わせない雰囲気を作って、自分の判断でゴミだと思ったら断捨離!
捨てて捨てて捨てまくれ〜〜!
▼写真はカビてるカビキラー▼
多少の抵抗を気にしていたら、汚実家断捨離ミッションは遂行できないぜ!?
キッチンの天袋には贈答品の箱や20年は使ってなさそうなお弁当箱や、30年以上使っていない重箱がテトリス状に入っていました。
多分スペースがなかったら贈答品類は捨てていたんじゃないかな?
母の中で収納というものは「きっちりと隙間を埋めること」なので隙間があるからいらないものを詰め込んでいったのではないか?
「重箱は捨てたくない」→一般家庭で持っているのが当然と思われるものを捨てるのをためらう
「この圧力鍋は40年以上前から使ってる外国製の上等なやつだから捨てたくない」→原価が高価なもの、思い出があるもを捨てるのをためらう
などいくつかの傾向がみえました。
そういう時はいつ使うの?と聞いて、「いつか」と返事してきたら、「今使わないのに一生使うことないわ!」と言い放ちがむしゃらに捨てました。
重箱とかは捨てる時に、後で拾いそうな勢いだったので割りました。
ゴミ袋に放り込むまでは抵抗しますが、一旦生ゴミなども入っているゴミ袋に放り込むと諦めがつくようなので、とりあえず普通ゴミに捨てられないものも放り込むと良いかもしれません。
なぜ?掃除をしないのに大量の洗剤が出てきたぞ〜!
我が家にとにかく多かったのが洗剤。
トイレにはトイレ用洗剤が複数、お風呂にはお風呂用洗剤が複数、キッチンにはキッチン用洗剤が複数、洗面台の下にもぎっしり、流し台の下にもぎっしり。
蓋つきバケツの中には詰め替えるための容器もないのに詰め替え用洗剤がパンパンに入っている。
洗剤買っただけで使わないから、カビキラーの外側がカビている。
食器用洗剤なんて毎日使うだろうにやっぱり外側がカビている。
キッチンハイター2つもあるのに、スーパーに買い物にいった母親がキッチンハイターを買って帰ってくる始末。
洗剤類、使いかけとストック合わせたら20以上ありました(そんなにないと母は言い張っていたけれど)。
把握してない洗剤なんてゴミと同じなので、掃除で惜しみなく使いまくり使いきれなかった分は捨てました。
▼ガスコンロも火事になりそうだが、コンセントもヤバい▼
だんだん明かされていく母親の深層心理。片付けたいと思っているんだと確信
母は家が汚いことに罪悪感があるのではないか?
「いい加減掃除しなきゃ」と思う→適当に洗剤買う→家が汚すぎて何もしない→洗剤の存在が母が掃除できないことを責めるので棚の奥に隠す→洗剤が家にあることを忘れてしまう→家はますます汚くなる→最初に戻る
この繰り返しで、母も苦しんできたのだなと思うことができました。
断捨離には超前向き、掃除されることには超後ろ向きの母親に手こずる
母は断捨離に超協力的だったのに、掃除には超後ろ向き。
初日は私が掃除をしているのが耐えられないのか喫茶店で時間をつぶし、帰って来るやいなや『昼寝したいからもうやめて』『つづきはやっとくからもう片付けて』『ここまででいいから』『コーヒー飲みたいから片付けて』とまくし立ててきます。
挙句旦那と旦那の家族の悪口を言い出す始末。
半端なく口汚く旦那と旦那の家族を罵ってきます。
完全にヒステリーです。
ただ覚悟して行っているので大丈夫、つらいけどここで止められません。
最悪の場合、怒り狂って掃除も断捨離もさせてくれないのではないかと思っていたので(家に着いてからコンロを買ったのはそのため)、思っていたよりマシな反応でした。
2日目で掃除は手伝わないけれどゴミ袋を積極的にゴミ捨て場に運んでくれるようになり、3日目には掃除し続けているのに、なかなか終わらない様子を見て『ていないがいる間に掃除が間に合わなかったらどうしよう…』と掃除が終わってキッチンが綺麗になるのを楽しみにしてくれるようになりました。
▼写真は油染みだらけのタイル▼
70歳のコンプレックスは、おそろしいほど巨大化していて手がつけられない
母は掃除ができないことに対してコンプレックスがあるので、「私が掃除をしている=自分のことを責めている」ということになるのではないか?
なので、幼少期から自分が掃除しないだけでなく家族が掃除しようとすることに対して過剰にヒステリックになるのではないか?
3泊4日の弾丸掃除ツアー次回で大団円(最後結局揉めたけど)
ということで、ろくなビフォー写真もないまま(母がいる時は撮れないし、母が出かけている時は手が汚すぎて撮れなかった)次回断捨離&大掃除後のアフター写真の公開になります。
お楽しみに!
▼ヌルヌルのシンク。排水口も撮ったけど汚すぎて掲載を自粛▼
※このブログは2017年6月に別ブログで書いた記事のリライトです
汚部屋コンサルしました!
1人暮らし男性の散らかったワンルームマンションを整理収納アドバイザーとしてコンサルしました。
11時間で汚部屋が生まれ変わる実録です。
断捨離おすすめ記事はこちら
ミニマリストで整理収納アドバイザーなので、断捨離についていろいろ書いてます。
参考になるといいな。