実家が物だらけ、実家が汚いという悩みを持っている方は多いと思います。
実家を片付けたい、親の荷物を断捨離したい。
自分の親や義両親が年老いてきたら、たくさんの荷物に囲まれて生活するのは不自由にみえるのに、助言を聞き入れず家がどんどん汚屋敷化していく。
あと、高齢者のガスコンロ使用を不安視する方も同じく多いはず。
今回私一念発起しまして実家を掃除して、全力で片付けて、ガスコンロをIHコンロに変更してまいりました。
▼写真は母が現役で使っていた炊飯器には汚れと髪の毛がからみついていた▼
- 告白します。私は汚部屋育ちです。
- 奇妙すぎるけど魅力的な母親に育てられました
- 我が家のデフォルトそれは「家中髪の毛まみれ」
- 掃除機をかけようとする行為に不利益しかない
- 掃除ができない親からは掃除ができない子が育つ?
- 掃除という行為のハードルを下げる努力を
- 火事が起こりそうな状態の実家を片付けるぞ!!
- ミニマリストになったことによって、実家を片付ける自信がついた
- 心情の吐露だけで文字数オーバー。今日はここまで。
- 実家を片付けたい!母親の汚部屋を断捨離したドキュメンタリーブログのつづきはこちら
- 汚部屋コンサルしました!
告白します。私は汚部屋育ちです。
禊の意味もあるので書いてすっきりさせてください。
私は汚部屋育ちです。
母は専業主婦ですが、喫茶店に通ったりテレビゲームをしたりはしますが、掃除はしませんでした(ちなみに歯磨きもブラッシングも化粧もしません)。
父に責められた時だけ濡れたぞうきんで床を軽く水拭きするのが母にとっての掃除でした。
奇妙すぎるけど魅力的な母親に育てられました
母親は私が物心ついてから一度も歯を磨いたことがなく、奇妙な服装をしているので、近所の人にインディアンと影であだ名をつけられてバカにされていました。
ただ、文学や音楽に造詣が深く、どこぞの親分や社長さんお医者さん大学教授など社会的地位の高い友達も多く、おかしな容姿でも人をひきつける魅力のある人でもありました。
今考えると発達障害があるんだなあとわかるのですが、私がそれに気づいたのは結婚後でした(近くにいるとわからんもんです)。
物心ついた頃から我が家は汚く、私にとってはそれが普通でした。
我が家のデフォルトそれは「家中髪の毛まみれ」
掃除をしない人にありがちなゴミを溜め込む人ではなかったので、物は多く、汚れてはいるけれどそこまで散らかってはいない家で育ってきています。
私が家が汚いことに気づいたのは、小学校高学年の時遊びに来た友人に
『ていないの部屋のカーペット、髪の毛だらけで汚い。掃除機ちゃんとかけてるの?』
と言われた時。
そのときはじめて、掃除機ってカーペットにかけるんだと知ったのです。
家に掃除機はあったものの、掃除機は我が家にとって灰皿からすいがらがこぼれた時やごはんをこぼした時だけ稼働するものでした。
カーペットに髪の毛がからみついて、はだしで歩いた時に足をくじく位になったら(意味わからんかもしれんけどなるんですよ)、新しいカーペットを上から敷いて汚いカーペットを隠すというのが我が家にとっての掃除でした。
掃除機をかけようとする行為に不利益しかない
複数の書籍やブログなどで情報を得たところ、ゴミを溜め込む人は家族がゴミを捨てようとすると怒り出したり不機嫌になって「また今度自分がやるから」というのが定番なようですね。
掃除ができない母も父(故人)や私が家が汚いと不満を言ったり掃除機をかけようとしたりすると、怒り出したり不機嫌になって「また今度自分がやるから」と、私と父が掃除をするのを全力で阻止するのでした。
不機嫌になって父が20年以上前にした浮気のことを1日中せめたてたり、私が以前テストを隠したことをむしかえして食事中ずっと大声でせめたてたりと、話をすり替えて恐ろしいほど追い詰められる上に、結局家はずっと汚いままなので、掃除をしてほしいと言うことも自分で掃除をすることも家族は諦めて暮らしてきました。
掃除ができない親からは掃除ができない子が育つ?
掃除をしない家で育ったのでやっぱり私は掃除が苦手でした。
面倒くさいというか、掃除をしようとしたら一番言われたくないことを蒸し返して怒られてきたので、掃除が苦しいのです。
特に掃除機は本当に苦手で、どんなにがんばっても週に1度かけるのが精一杯でした。
そのうえ、掃除機をどれくらいの頻度でかけるのかをよくわかっていないので、週に1回掃除機をかけて家を掃除できているつもりでいました。
以前同棲していた恋人に、家が汚いと指摘されても汚さがよくわかっていませんでした。
毎週掃除機かけてる私って、えらいと思ってたもん。
だって、実家よりもずっときれいにしてたから。笑
掃除という行為のハードルを下げる努力を
今でも掃除が得意だとは言えませんが、最近やっと掃除をすることを好きになることができました。
以前から掃除機をハンディタイプにして掃除機をかけるということに対するハードルを下げる努力をしていたのですが、結婚した時に仲の良い友人たちがお祝いにコードレスの掃除機を買ってくれたんです。
コードレスなことがますます掃除機のハードルを下げ、大好きな人たちからの贈り物ということが掃除機を持つという行為を苦痛から楽しさに変えてくれました。
断捨離しまくってミニマリストになり、掃除の手間がへったこともますますハードルを下げてくれました。
すでに違う掃除機になっていますが、今のところ掃除機かけるの大好きなままです。
よかったよかった。
他にもインターネットで、親との関係に悩んでいる人や、捨てられない親を持った子供のブログを読んだりして、自分と母親と掃除についてのことを客観視できたこともあると思います。
火事が起こりそうな状態の実家を片付けるぞ!!
父が亡くなり、私が結婚したことで、母は1LDKのマンションで一人暮らしをしています。
引っ越してまだ4年なのに、換気扇のネットから油がニョッキのように飛び出し、つららのようにポタポタとガスコンロの上に落ちてコンロの底に泥沼のような油溜まりができ、引火したら火事になりそうな状態まで来ていました。
IHコンロを買ってあげると数年前から言ってはいたのですが、どうせ買っても母親が設置したらドロドロの油の上にさらに銀紙を敷いて上にIHコンロ置いて換気扇もドロドロのままであっという間にダメにしてしまうんだろうなということと、にフライパンや鍋まで買わそうとするのが嫌で伸ばし伸ばしになっていました。
あと、絶対に罵られるのがわかってたし、ケンカせずに実家を掃除できる気がしないから。笑
ミニマリストになったことによって、実家を片付ける自信がついた
最近自分の掃除に自信が持てたので、今回の帰省でついに立ち上がることにしました。
前もって話したら最初から母親が不機嫌になって私が傷つくような嫌なことを沢山言われるのをわかっているので、黙って帰省して家に帰るや否や掃除を始めるイメージトレーニングを数日前からして、決死の覚悟で掃除をはじめました。
心情の吐露だけで文字数オーバー。今日はここまで。
掃除前の写真をあまり撮っていないのですが、コンロ下の泥沼みたいなシートだけは撮ってたのでアップしておきます。
コンロ置き場の上にアルミ箔を敷いてその上に銀色の厚紙を敷いています。
上の方を見たらわかりますが、厚紙の裏面までたっぷり油が染み込んでいて、コンロが引火したら大変よく燃えそうですね。
火事になる前に掃除をできて良かったです。
実家を片付けたい!母親の汚部屋を断捨離したドキュメンタリーブログのつづきはこちら
汚部屋コンサルしました!
1人暮らし男性の散らかったワンルームマンションを整理収納アドバイザーとしてコンサルしました。
11時間で汚部屋が生まれ変わる実録です。
※このブログは2017年6月に別ブログで書いた記事のリライトです