整理収納アドバイザーのていないです。
この記事は、お片づけモチベーションが上がらない人にぴったりの、汚部屋が劇的に生まれ変わる、再生と復活のレクイエムです(何のこっちゃ)。
ブログ友達の伊藤ヒロさんのとっちらかったお部屋(失礼)を、スカイプでつないで1日でピカピカにしました。
掃除や模様替えはもちろんのこと、たくさん断捨離して、ヒロさんのお部屋はミニマリスト並に所有量が減りました。
朝9時からはじめて、夜の8時までの合計11時間かかったよ…
ビフォーアフター写真をたっぷり使って、汚部屋片付け実録レポート記事を書いていきますね。
汚部屋ビフォー写真(お片づけコンサル前)
こちらがヒロさんの、お片づけコンサル前の汚部屋の写真になります。
万年床と、パソコンデスク、クローゼット、カラーボックスがひとつというシンプルな家具構成の一般的なワンルームマンションにお住まいです。
▼【汚部屋ビフォー写真】布団の上にまで侵食した謎のビニール袋や洋服▼
▼【汚部屋ビフォー写真】モノで埋め尽くされたパソコンデスクまわり▼
▼【汚部屋ビフォー写真】機能していないクローゼット▼
▼【汚部屋ビフォー写真】室内干しの洗濯物は干しっぱなし状態▼
▼【汚部屋ビフォー写真】カラーボックスの中身はスカスカ▼
片付け前に送ってもらった室内写真がこちらの5枚です。
モノが多いというよりは、モノに定位置がないためにあちこちに置いてそのままになってしまっているという印象を持ちました。
布団の上や、パソコンデスクの下に散乱した居場所のないモノたちとは対照的に、クローゼットの中には洋服が5枚で、シャツの7段収納ケース(クローゼット左側)は半分くらい空っぽ。
▼片付けられない人が苦手なアイテム筆頭、引き出し収納は、案の定中身スカスカ▼
カラーボックスもほぼ機能していない状態でした。
洋服はずっと室内の物干し竿に干しっぱなしのようです。
眠れないのは家が汚いからや!ストレスが溜まるのは家が汚いからや!
仲良しのブロガーヒロさんが、このようなつぶやきをされていました。
最近、ストレスが溜まってあまり眠れません。
— 伊藤ヒロ🐉@朝活HSP (@hiro_itoh_) September 26, 2019
なにかいい方法がありましたら、ご伝授願います。😿
私はヒロさんのブログを読んで、常々思っていたのです。
「部屋が汚いな…」と。
こんな部屋だと、いつもイライラするし、落ち着かなくてストレスが溜まって眠れないだろうな〜と思ってたら案の定このツイート。
こりゃ、片付けにゃいかんということで、スカイプでパソコンをつないでお片づけをお手伝いすることにしました。
私は「眠れないのは家が汚いから」「ストレスが溜まるのは家が汚いから」という説をつねづね提唱しています(整理収納アドバイザーとかミニマリストになる前から思ってる)。
まあ、精神的ダメージが蓄積されると家が荒れてくるというのもあるので、家が汚いからストレスが溜まるのか、ストレスが溜まっているから家が荒れるのか問題は、にわとりが先かたまごが先かわからんのですが、とりあえず部屋を片付けたら心も体もスッキリするっていうのは間違いないっ!
汚部屋片付け実録|お片づけコンサルの内容詳細
私はヒロさんの部屋を「モノを減らす(断捨離)」「綺麗に片付ける」のを目的にするのではなく、「ヒロさんが暮らしやすいようにする」というのを目的にコンサルしていきました。
なので、ヒロさんが苦手そうな
- 布団を毎日クローゼットにしまう
- 洋服をクローゼットにしまう
- 書類を毎回整理する
などの、行為をしなくても良いように工夫しています。
お片づけの特定の行為が苦手な人は、その行為自体をなくすための工夫をすると暮らしやすくなりますよ。
汚部屋片付け実録その1:マットレスをたたむ
最初にコンサルしたのは、マットレスをたたむこと。
眠れない原因は、マットレスの上にまで侵食した不要なモノたちだと思ったからです。
が、万年床をたたむとマットレスのそこにはカビが…。
カビた布団で安眠できるわきゃないっつーの!
ということで、お片づけの前にマットレスカバーの洗濯からはじめました。
汚部屋片付け実録その2:床に何もかもぶちまけよう
コツコツ少しずつお片づけ…とか言ってると、永遠にいらないものを右から左に移動させたり、無意味に棚にモノを詰め込むだけになってしまうので、とりあえずパソコンデスクの横のプラスチック製引き出し(収納ケース)の中身や、カラーボックスの中のモノ、クローゼットの中のモノなども全て床にぶちまけてしまいました。
全てぶちまけることで、
- 収納ケースが空になる
- クローゼットが空になる
- カラーボックスが空になる
という0の状態から、収納をシステマチックに組み立てていくことができるので、ぶちまけはオススメ。
あと、片付けない限り生活できないくらい部屋が荒れるので、意地でも片付けがはかどります。
汚部屋片付け実録その3:ビニール袋の中身を出す
ヒロさんの散らかしの特徴として、何もかもをビニール袋に入れてその辺に放置するというのがありました。
- ビニール袋の中に入れることで中身がわからなくなってしまう
- 中にモノが入っていることでビニール袋が捨てられなくなってしまう
という悪循環が生まれていました。
ビニール袋の中はだいたい病院の領収書とか、紙系のゴミが入っていることがほとんど。
- ビニール袋は断捨離!ゴミ袋へ
- 紙系のゴミも断捨離!ゴミ袋へ
- 領収書などの処分を迷うものはプラスチック製の引き出しにイン
という方法で、まずは床の上のゴミを減らしていきました。
汚部屋片付け実録その4:収納ケース1段に処分を迷うものを詰め込む
ヒロさんの捨てられないモノで多かったのが、
- 領収書
- 書類
- 空き箱
でした。
処分したiPhoneの空き箱がいくつもあったりとかしたよ。
必要のない空き箱は断捨離。
使い道のない領収書やレシートは断捨離。
ただ、一部の領収書と書類は私の判断で処分することがためらわれました。
万が一必要になった時になかったら困ると思ったので、プラスチック製の引き出し(収納ケース)1段を全て、処分するか悩む紙類や箱を入れることに。
これで、ヒロさんが散らかしてしまう空き箱と書類、領収書などの定位置が確保されました。
▼写真右下の収納ケースに書類を詰めていきます▼
実は今回のお片づけで一番有効だったのが、ヒロさんが捨てるのが苦手な空き箱と書類の保管場所を作ったこと!
今までは、書類や領収書を置いておく場所がなくて、ビニール袋に入れてそこらへんにほっぽっちゃったり、空き箱をクローゼットやカラーボックスに平面的に置いて、肝心のモノが収納できなくなっていたので、この引き出しに紙と空き箱を入れることさえできれば、部屋の散らかりは飛躍的にセーブできると思われます。
箱がパンパンになったら、古いものから断捨離していけばOK。
この箱以上に書類や箱を持たないことさえ心がければ部屋がちらかりません。
汚部屋片付け実録その5:動線を考えて模様替え、立体的な収納スペースを作成
ヒロさんの部屋はとりあえず家具を配置してあり、動線を考えていないことにより片付けにくい環境になっていました。
また、空きスペースに平面的にビニール袋や紙類、空き箱などを「とりあえず置き」してそのままになってしまい、ものの定位置が決まっていないことも問題でした。
大きめのクローゼットがあったり、カラーボックスがあるにも関わらず、収納を有効的に活用できていなかったので、片付けやすい位置に家具を模様替えしました。
【汚部屋実録:模様替えビフォー】
問題点その1:プラスチック引き出しは、クローゼットの扉が干渉して引き出せない状況でした。
問題点その2:クローゼットに荷物を平置きしてしまいモノがほとんど収納できていませんでした。
問題点その3:布団をたたんでたてかけておけるスペースがない。
問題点その4:カラーボックスの位置がデスクから離れていて、片付けにくい
以上の問題点を模様替えで解消するためにしたこと。
- カラーボックスをパソコンデスク横に移動。
- 収納ケースをクローゼットに移動。
【汚部屋実録:模様替えアフター】
洋服を片付けるのが苦手そうなので、クローゼットは使わないものを収納するための専用スペースとして使うことにしました。
ヒロさんは棚に平面的にビニール袋を置いてしまう癖があるので、引き出しをクローゼットにインすることで、奥行きと高さを作り、収納量をキープ。
▼言葉では説明しづらかったので、イラストに書いて写メに撮って説明▼
クローゼットのドアは両開きのため、引き出しを片側に寄せると引き出しにくくなるため、収納ケースをセンターに置いてもらいました。
日常的に着用する服は物干し竿に干しっぱなしにしてもらうことを前提に、左右に普段着ない洋服(喪服やスーツ、真冬用のコート)をかけています。
▼クローゼットのハンガーポールにかかっていた洋服(5枚だけ)をどかしたらスカスカ▼
▼パソコンデスク横にあった収納ケースをクローゼットの中に移動▼
こうやって片付けていくと、ヒロさんの部屋は意外とモノが少ない。
特に服が少ないので、いらない書類と空箱、空き瓶などを断捨離するだけで、みるみるスッキリしていきます。
なんと、引き出しは1段空きができたので処分することに。
▼カラーボックスの中に入れるものもイラストで説明▼
▼カラーボックスはもともと収納ケースを置いていたパソコンデスクの横に移動▼
今まで布団をあげても、立てかける場所がなかったのですが、カラーボックスを移動させたことで、布団を立てかけて干す場所ができました。
▼写真左はしの部分がもともとカラーボックスがあった場所。移動させたことで布団を立てかける場所ができました▼
布団を毎日たたんでクローゼットに片付けるのは手間ですが、休日に布団をあげて壁に立てかけるぐらいならできるかな〜と。
つづく:汚部屋のお片づけコンサルで断捨離と模様替え【ビフォーアフター写真あり】
3000文字を超えたのに、まだ折り返し地点…
ということで、この記事は続きます〜〜。
▼汚部屋片付け実録の続きはこちらっ▼
ヒロさんサイドからの片付け記事も参考になると思うので、気になる方はどうぞ!
▼コンサルしたヒロさんも記事を書いてくれてます(アフター写真あり!)▼
整理収納アドバイザーていないのビフォーアフター系のオススメ記事
引き出しの片付け、整理収納や、実家の断捨離など、人気記事てんこもりです。
お片づけで悩んでる人の勇気になれたらいいなと思います。
モチベーションあげあげになる記事を書いてるつもりなので、読むと片付けしたくなるかも。