新しい引きこもりの形、働く引きこもり、ヒキライターさんにインタビュー

引きこもりって、自分の家に閉じこもって働きもせず親のすねをかじって、ネットを見たりゲームをしたりする人だよね?

 

どれどれ…wikipediaには「引きこもりとは、仕事や学校に行けず家に籠り、家族以外とほとんど交流がない人の状況を指す」と記載されていました。

 

今回インタビューさせていただくのは、引きこもりだけど、ライターとして仕事もしているヒキライターさんです。

 

そうか、家にこもって外に出られなくて家族以外とほとんど交流がなくても、家の中で仕事しちゃったらいいんじゃん!ヒキライターさん、頭いい〜〜

 

引きこもりに新たな可能性を提示する、ヒキライターさん。

どうやって引きこもりながら収入を得ているのか、ねほりはほりしてみました。

 

新しいひきこもりの形、働くひきこもり、ヒキライターさんにインタビュー

 

 

ひきこもりでも働ける!?ヒキニートからヒキライターへ

—ヒキライターさんの自己紹介をお願いします。

 

ヒキライター:年齢は25歳、実家暮らしです。

某国立大学の薬学部に属していた理系の引きこもりライターです。

趣味は散歩とSNS、音楽鑑賞という地味な生活を送っています。

 

—ひきこもり歴と、ひきこもりになったきっかけを教えてください。

 

ヒキライター:引きこもり歴は2年目、引きこもりになったきっかけは統合失調症という精神疾患です。

 

ひきこもりライターの収入源はライター業とブログ運営

—ヒキライターの活動内容を教えてください。

 

ヒキライター:ヒキライターとしての活動内容は主に2つ。

1つはWebライターの業務で、もう1つは脱ニートを推進するブログ「ヒキライター」の運営です。

 

—運営されてるブログの内容はどんなものですか?

 

ヒキライター:ブログ「ヒキライター」は引きこもりニートに在宅ワークの良さを伝え、1人でも多くのヒキニートを救うことを目的としています。

 

—ヒキコモリ×ライター=ヒキライターとしての活動をはじめられたのはいつ頃ですか?

 

ヒキライター:ヒキライターの活動を始めたのはちょうど1年前です。

ライターを始めると同時にブログ「ヒキライター」も始動しました。

ヒキライターを始めるにあたって、僕自身がヒキニートからヒキライターに進化したという流れです。

ライターもブログも1年の月日を経て随分パワーアップしたと実感しています。

 

ひきこもりでも、メルカリとネットでおしゃれが楽しめる

—ヒキライターさんはインスタでファッションスナップを公開されてますが、洋服はどこで買うんですか?お店まで行くことはありますか?

 

ヒキライター:洋服はネットで買うことが多いです。

引きこもりなもので・・・

メルカリのヘビーユーザーです!

ただ最近、実店舗のセレクトショップに行く機会も増えています。

地元のセレクトショップを開拓中です。

引きこもりでも何か理由をつけて外出することが健康の秘訣だと思っています。

 

家にいてもネットのクラウドソーシングサイトで仕事を受注できる

—ひきこもりなのに、ライターの仕事をどうやって見つけるのですか?

 

ヒキライター:メインはクラウドソーシングサイト「クラウドワークス」を利用して見つけています。

ランサーズも登録していますが、クラウドワークスばかり利用しています。

理由は単純にクラウドワークスを先に始めてしまい、慣れてしまったから。

クラウドソーシングを利用することで、引きこもりでも仕事を受注することができます。

僕みたいな引きこもりでも仕事を取れるので、全国の引きこもりに対して本当にクラウドソーシングはおすすめしたいところです。

クラウドソーシングになれたら今度は企業に直接交渉でライターの仕事を取るなんてこともできます。

Webサイトに「ライター募集」なんてバナーがあれば積極的に応募してみましょう。

クラウドソーソングを利用するよりも高単価のお仕事が受注できますので。

 

毎日8時間仕事する。家の中でフルタイム労働

—1日何時間くらいライターのお仕事をされていますか?タイムスケジュールを教えてください。

 

ヒキライター:1日8時間くらいライターとして活動しています(最近少しサボりがちですが)。

タイムスケジュールは

  • 起床
  • 朝食
  • ブログ更新
  • 昼食
  • ライター業
  • 夕食
  • ライター業
  • 娯楽
  • 風呂
  • 就寝

ざっくりこんな感じです。

1日中文章を書いて生活しています!

最初はけっこう辛かった生活リズムですが、最近は慣れてきていい感じです。

ただ収入を増やしたいので、もっと仕事量を増やしたいと考えています。

今、新しいクライアントに営業をかけているところです。

仕事が増えたら「娯楽」のところが仕事に変わる予定です。

 

自分で仕事の時間を管理する、1日1本以上は仕事をするのがルール

—お休みの日って作ってますか?

 

ヒキライター:明確な1日休みは作っていません。

フリーのライターである以上、サボったら収入がゼロになるので、それは怖い(笑)

毎日1本以上は仕事をこなすことをルールとしています。

旅行とかにいっても可能であればちょこっとでも仕事するようにしています。

 

ヒキライターさんの提案する、新しいスタイルの引きこもりとは? 

—ヒキライターとして継続していくのか、いつかどこかでひきこもりを卒業するのか、
今後の展望を教えていただけますか?

 

ヒキライター:引きこもりは改善するつもりありません!

僕が完全に引きこもりを脱出したら、ブログのメッセージ「引きこもりでもライターになれる!」が伝わらなくなってしまう気がして・・・

ただし、引きこもりでも「ネオ引きこもり」を推進したいと思っています。

 

—ネオ引きこもり?

 

ヒキライター:ネオ引きこもりは僕が定義した引きこもりです。

在宅ワークで家にいる時間が一番長いけど、たまには友人と飲みにいったり、健康のために運動したりする引きこもりをネオ引きこもりとしています。

 

—ネオ引きこもりいいですね。もはや、普通に家で仕事してる自営の人ですね。

 

ヒキライター:ネオ引きこもりは収入がある上で”あえて家にいる”というスタイルです。

これから働き方が多様になっていく日本の新しいスタンダードになってほしいと思います。

 

about ヒキライター

新しい引きこもりの形、働く引きこもり、ヒキライターさんにインタビュー

 

引きこもりニートから引きこもりライターに進化した野郎。

 

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