LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー)という言葉を耳にするようになったのってごく最近。
セクシャルマイノリティーに対して偏見はないつもりだし、もっと知りたいし、できるかぎり理解したいと思ってる!
だけど、まわりにカミングアウトしてる人もいないし、よくわかんない。
知ってるセクシャルマイノリティーは、テレビで見るオネェタレントしかいない。
そんな人って実はとっても多いのではないでしょうか?
よろしければ、こちらのインタビューをどうぞ。
今回はブログ「ゲイダラボッチ」を運営している、ゲイブロガーのぴーゆさんにお話を伺っています。
「ゲイってこうなんだぜ!」っていう定型はありませんが、男性が恋愛対象の男性に素朴な疑問をぶつけてみました。
イラスト by ぴーゆ
- ブログではゲイについて好き勝手に語ってますが、あくまで個人の意見です
- ゲイ=皆オネェ!ではない、なんならゲイの間でオネェはモテません
- カムアウトした理由は「この人とは今後もちゃんと付き合いたい」「自分のことを知って欲しい」から
- ゲイには結婚という一種のゴール地点がないから常に恋愛できる状態でないといけない
- ぴーゆさんのブログ「ゲイダラボッチ」にてインタビューを考察していただいています。
- 他にも素朴な疑問をぶつけまくっているよ!
ブログではゲイについて好き勝手に語ってますが、あくまで個人の意見です
最初にぴーゆさんの自己紹介をお願いするニャー!
はじめまして、ぴーゆと申します。
私はゲイ(男性同性愛者)でして、1992年生まれのさそり座のオカマ。
今は恥ずかしながら無職で、ブログでなんとか人生立て直したいと考えている愚かなオカマです(笑)
ブログではゲイについてのあれこれを好き勝手に語ってますが、あくまでぴーゆ個人の意見であって、ゲイ代表というわけではないので批判はよしこさんです💋←
ゲイ=皆オネェ!ではない、なんならゲイの間でオネェはモテません
ぴーゆさんはブログではオネェ言葉で話してるんニャけど、普段からオネェ言葉を使っているニャか?
これ結構聞かれるのですが、そんなことはないんですよ。
元々私はゲイバーでオネェ、女性口調で働いてたのですが、普段関係ない所でもオネェかと言われたら違います。
TPOに応じて、というのもありますがオネェ友達との会話やゲイバーなどではオネェ(ノリ)、普段は普通に男ですね。
ブログやTwitterではある意味オネェという武器を武装しているような感じです(笑)
あとゲイ=皆オネェ!ではないですし、なんならゲイの間でオネェはモテませんからね…( ;∀;)
カムアウトした理由は「この人とは今後もちゃんと付き合いたい」「自分のことを知って欲しい」から
自分がゲイだって気がついたのはいつかニャ?
私が「あ、同性が好きなんだ」と自覚してたのは小学校半ばあたりですね。
まだ恋愛なんて概念はもってなかったのですが、プールの授業の時に何故か競泳パンツ(ブーメラン)を履いてた体育の先生がいて、やたら目で追ってたのがきっかけです(笑)
実生活でもゲイだということをカムアウト(カミングアウト)してるニャか?
実生活ではケースバイケースですね。
親や兄弟、数少ない友達には言ってますが、やたらめったらカムアウトするのは危険なので選んではいます。
カムアウトした理由を教えて欲しいニャ。
カムアウトした理由は「この人とは今後もちゃんと付き合いたい」「自分のことを知って欲しい」が大きいですね。
なにより恋愛の話とかになった時にいちいち嘘をつくのが心苦しくて煩わしいというのがありました!
反応はだいたい「え!?(驚愕)」でしたね。
高校の時は周りにバイの子などが多かったのでオープンにしてましたが、運転中の親にカムアウトしたら事故りかけました(笑)
まわりに伝えていない、LGBTはいっぱいいるんだろうニャー…
割合に関しては説があるみたいなんですが、日本ではセクシャルマイノリティー(LGBTQ)は人口の役8%(13人に1人)って言われてるみたいですよー!
個人的には1クラスに1人はLGBTの何かしらに属するくらいの感じじゃないかなーと思ってます。
想像よりバイの人とか多いですしね( ◜௰◝ )
ゲイには結婚という一種のゴール地点がないから常に恋愛できる状態でないといけない
LGBTは芸術的才能が突出した人(歌手、デザイナー、メイクアップアーティスト、美容師など)が多い気がするニャ。
一体どこで美意識を磨いているニャか?
よく聞くゲイのイメージとして「ゲイはイケメンが多い」とかありますよね。
私はその延長線上に歌唱力やデザイン力に繋がっていると思います。
同性婚ができる国は多くないので、結婚という一種のゴール地点がないとなると常に恋愛できる状態でなければいけません。
「どう自分を魅力的に見せるか」そこを意識してボイストレーニングやジムや日サロに通ったりするゲイも多いし、髪型や見た目をノーマルの男性以上に気にかけるので、おのずとアートやデザイン面に興味を持ち仕事にする人が多いのではないかと考えています。
持論なので実際どうかわかりませんけどね(笑)
実際私の職歴も美容関係が多かったです(美容師アシスタント、脱毛クリニック等)
ぴーゆさん的ゲイあるあるを教えてニャ
ゲイあるある…
よくゲイはゲイを見分けられると言いますが、あれって結構あるあるですね!
ゲイダー(ゲイレーダー)と言ったりする人もいますが、なんとなく目線やファッション、顔つきなんかで判断してるんですかねぇ…
我ながら謎です(笑)
オネェは手つきや歩き方にも出やすくて、オネェっぽい動きのことをゲイは「ホゲる」と言います。
「あんた手ホゲ(手つきがオカマ)がすごいわよ〜!」みたいな(笑)
最後に「ゲイダラボッチ」のオススメ記事を3つ紹介して終わるニャ!
よく「量産型大学生」なんて言ったりしますよね。
皆がみんな同じような格好に同じような髪型ってあれです。
あの現象がなぜ起きるかって「幅広く好感をもってもらいやすい」からなんですよね。
大学生…モテたいじゃないですか😇
その現象はゲイにもあるんです。
この記事ではゲイのモテ筋、『量産型ホモ』について書いてます。
「似た者夫婦」とかよく言いますがそれもゲイにはあります。
同性なので異性愛者の方々より如実に現れますねw
異性愛者と違う点は、同性なので理想のタイプに自分がなれる点にあります。
たとえば髭の男性が好きだから髭を生やす、短髪が好きだから短髪にして短髪の男性と、とこのように似たタイプの人達が付き合うケースが多いんですよね。
最後はぴーゆがおすすめするゲイダンサーを紹介させてください。
パリのダンサーさんなのですが、超高いハイヒールでダンスをされているプロダンサー、ヤニスマーシャル。
女性的な色気のある動き、男性的な力強いパフォーマンス、男女のいいとこ取りしたようなイケメンさんです。
動画を見たらきっと惚れること間違いなし…!?
ぴーゆさんのブログ「ゲイダラボッチ」にてインタビューを考察していただいています。
さらに1歩ふみこんだ内容になっていますので、気になる方はこちらから。
エライ!( 'ω'o[記事更新💮]o
— ぴーゆ🐺ゲイブロガー (@GayDaraBlog) October 12, 2018
ていないさん(@tei_nai )にインタビューしていただいた記事を元に、ぴーゆ個人ではなくゲイとしての視点で質問を考察してみました!(*'ω' *)
ぴーゆ個人のアンサーはていないさんの元記事をご覧下さい(ノ´▽`)ノ♪https://t.co/JaLsQBE9Ek
独自の切り口で、ゲイについて笑いを交えてぶった切っているブログ。
ほうほうなるほど、へ〜そうなんだ〜、ぷぷぷおもしろいなあ、が詰まっていて、ゲイを身近に感じられるよ。
ぴーゆさんの描くアイキャッチイラストも素敵で、ゲイじゃなくても読み応え抜群。
更新頻度が高くないのが残念すぎる。
もっと読みたいんやで〜!!
他にも素朴な疑問をぶつけまくっているよ!