東京ガスの点検は怪しい？ガス点検詐欺の見分け方 : ていない（ていねいじゃない暮らしのブログ）

ある日我が家にやってきた、東京ガスを名乗る、作業着姿の男性2人。

「ガス設備定期保安点検です」

なんて言ってるけど…

どうも怪しい…

この記事では、巷に横行する「ガス点検詐欺」と、本物の東京ガスさんの見分け方をご紹介します〜〜。

東京ガスの点検は怪しい！？ガス設備定期保安点検は本物か要チェック！？

とある平日の昼下がり、家でだらだらしているとインターホンがピンポンと鳴りました。

ドアを開けるとつなぎ姿の若いお兄さんが立っていました。

ガス設備定期保安点検で

ガス漏れ検査に来てくれたということですが、

なんか怪しい…

東京ガスと詐欺の見分け方：事前に点検の連絡用紙がポストに投函されていたか？

「ガス設備定期保安点検」は必ず事前にポストに連絡用紙が投函されます。

連絡用しにて「◯月◯日◯時」と日時指定がされるのです。

お兄さんは、点検の連絡用紙が投函されていたはずと主張しましたが、私はそんな紙を受け取った記憶がなかったので怪しみMAX。

東京ガスと詐欺の見分け方：名刺確認&作業着の東京ガスマーク

東京ガスのマークがついた作業着を着ていたので大丈夫かな〜？と思ったのですが、テレビのワイドショーで「ガス点検詐欺」の特集を見たことがあるし…

東京ガスの下請けをしている会社が、東京ガスを名乗ったり、関連会社と主張して、点検名目で上がり込み営業をすることがあるという話もどこかで聞いたことがあって、その場合は東京ガスのマークがついている服をもしかしたら着用している可能性もあり得る訳で…

念には念をということで、名刺を確認させてもらってから、家の中に通しました。

ガス屋さんを装った詐欺の可能性もあるので、家にあげるのはくれぐれも慎重に。

作業着の東京ガスマーク&名刺チェックはもちろんのこと、きちんと口頭で「ガス設備定期保安点検」であることを確認しておくことをオススメします。

また、「ガス設備定期保安点検」は無料です。

点検作業をしたフリをして、作業料金を請求されるというようなことがないように、お金がかかるかどうかも、最初に確認しておくとなおヨシです。

ガス点検詐欺の手口とは？

東京ガスのホームページに掲載されていたガス点検詐欺の手口を一部引用掲載しておきます。

「東京ガス協会」などと名乗り、お客さまに電話をかけ、あるいはお客さま宅を訪問し、アンケートと称してお客さまの家族構成やガス・電気代などの個人情報を聞き出そうとする。

ガスの点検員や集金員、検針員等と称して、お客さま宅を訪問し、検針票を用いてガス料金を詐取、あるいは偽造した領収書を用いて点検料等を詐取する。

都市ガス警報器の取り付け勧誘として訪問し、代金を請求し、領収後、姿を消す。

ガス漏れやガス機器の検査と偽り、お客さま宅内に入り、金品を盗み取る。

給湯器が故障していると偽り、偽の部品を見せ交換したかのように見せ、修理代金を詐取する。

ガスメータの取替をするとガス料金が安くなる等と偽り、ガスメータの取替を勧め、実際の取替は行わず、費用を詐取する。

出典：東京ガス社員などを装った不審電話や詐欺・悪質な事件にご注意ください

ガス設備定期保安点検にかかる費用とは？

ガス設備定期保安点検の、点検費用は無料です。

支払いを請求されたらそれは詐欺なので、ご注意ください。

ただしガス漏れが判明して、作業員さんが来た場合はガス管交換料金が必要です。

ガス設備定期保安点検とは、お客さまにガスを安全にお使いいただくため、ガス事業法等に基づいて、ガス配管の漏えい検査、給排気設備（ガス風呂がま・ガス給湯器）などの調査にお伺いするものです。ご訪問の際、お客さまから点検費用をいただくことはありません。

出典：東京ガスのガス設備定期保安点検

ガス設備定期保安点検してくれる、東京ガスさんの作業服はコレ！

東京ガスさんの作業服は、グレーがかったネイビーの作業着の上下で、袖はオレンジ色です。

背中には「TOKYO GAS」のロゴが入っています。

このお兄さんは、ガス設備定期保安点検ではないのですが、ガス設備定期保安点検のスタッフは腕に腕章をしています。

※東京ガスのホームページで「ガス設備定期保安点検」の服装はコレです！とか写真を掲載してくれたらいいですけど、されていなかったので、全員がこの作業着を着用していない可能性もあります。

まとめ：ガス点検詐欺の見分け方

結局我が家にやってきた東京ガスのお兄さんは本物の「ガス設備定期保安点検」でした。

疑ってすみませんでした。

ホンモノとニセモノの見分け方のコツは、

事前に点検の連絡用紙がポストに投函されていたか？
名刺確認&作業着の東京ガスマーク

この2点を必ずチェックしましょう。

ただし、連絡用紙も名刺も、作業着も、用意周到な詐欺師なら準備できてしまうので、何かあった際に「大声をあげる準備」「意地でもお金を払わない強い態度をとる心づもり」ぐらいはしておくといいかも。