40代、169センチ、75キロ、Gカップ、足のサイズは26センチ。
私は中年で長身で自称ぽっちゃり(ひらたくいうとデブ)で、グラマー(そして大足)。
なんか全体的にでかい。
微妙に特殊なサイズなんです。
ショッピングモールに入ってるブランド服店のSMLサイズが着られません。
長らく似合う服ではなく、着られる服を着用し生きていましたが、1年ほど前から私服の制服化に成功。
似合う服で生活でき、毎日が楽しくなりました。
この記事では、私の春〜初秋にかけてのコーディネート例を紹介します。
おしゃれかときかれると微妙だけど、似合うし、楽チンだし、細見えすると断言できるよ。
Amazonで買ったワンピース5枚をぐるぐる着まわし中
今まではスキニーデニムにチュニックというデブの王道ファッションを着ていましたが、ある日「これはデブがよりデブに見えるだよ」ということに気づき、試行錯誤した結果たどりついたワンピースをメインに、完全に私服を制服化しています。
レトロでスタンダードなデザインのワンピースに、シンプルなアウターを組み合わせるのが私の定番。
このワンピースを主役に、カーディガンやサマーセーターで気温を調整して春から初秋までを乗り切ります。
ちなみに秋はこのワンピースにトレンチコートを合わせて、冬はこのワンピースの中に暖か肌着を重ね着して上にコートを着るので1年中ワンピースが主役となります。
(これとは別にバイクに乗る時のためにデニム2本とTシャツ4枚も持ってます)
<40代長身ぽっちゃり主婦の制服リスト>
- フィフティーズレトロワンピ…5枚
- アウター…カーディガン3枚+半袖ニット1枚
- ベレー帽…2つ
- バッグ…デイリーユース用setoのバッグ+オフィシャル用coachのトート
- 靴…スニーカー2足+パンプス+サンダル
Amazonフィフティーズワンピはデブをすっきり見せる魔法のデザイン
私はAmazonで買ったフィフティーズっぽいレトロなワンピースを制服化しています。
微妙なデザイン違い、柄違いの5枚のワンピースをぐるぐる着まわしています。
このワンピースはAmazonで1000円〜4000円くらいで売っている安いワンピースなのですが、とにかくデブをスッキリ見せてくれるすばらしいカッティングなんです。
デコルテやひざ下というデブの細い部分を露出し、ウエストをシェイプしたラインが、デブ(ぽっちゃり、大きいサイズ)をすっきりみせてくれます。
外国製の安物なので同じサイズを買っても、サイズの差がでかい。
背中のジッパーが硬いなど品質はそれなりですが、欠点を補ってあまりあるスッキリ体型に見せてくれます。
▼外国製なのでワンサイズ小さめを選ぶのがコツ▼
40代長身ぽっちゃりコーデ実例1:ブラックチェリーワンピース
ちょっとお出かけ、ちょっと打ち合わせみたいな時をイメージしてコーディネート。
Amazonで買ったフィフティーズワンピースの中ではおとなしめのデザインです。
169センチと長身の私でも膝が隠れる長さです。
スカートが短いのは若作りっぽくて恥ずかしいので、本当にこの丈感はありがたい。
また程よくシェイプされ、高めの位置でウエストの切り替えがあるので、お腹周りが(デブにしてはデブなりに)すっきり見えます。
小さな袖もついていて、首の開きも小さく、背中も覆われているため1枚で着ることもできますし、ちょっとしたお出かけの時はだいたいこれを着用。
そこに
- GUで1280円で購入した薄手の綿混クルーネックカーディガン(ブラック)
- ロコレットのアウトレットでで7000円くらいで買ったクラークスのパンプス(ネイビー26cm)
- coachのレザートート(F59818/廃番品でアウトレットで19800円とかだった)
を合わせました。
▼履いているパンプスがこちら▼
クラークスはレディースデザインのパンプスやサンダルに26センチがあり、デザインもかわいくはき心地も良いので、デカ足の私はとても助かっています。
▼持っているレザートートがこちら▼
世界一無難なトートバッグは、長く使うことになるのでcoachを選びました。
カジュアルもフォーマルもどっちも使えるところがcoachの魅力。
あとcoachはデパートだと高いけど、楽天市場だと安いんだよね。
ブラックチェリーワンピースとcoachのトートバッグを使った冬コーデがこちら。
着つぶしましたが2018年-2019年冬に大活躍したGUのAラインコート(ネイビー)と、ニセドクターマーチンの8ホール編み上げブーツを合わせています。
ワンピースの丈がひざ下まであるので、アラフォーが着ても恥ずかしくないし、デブの比較的細い部分、ひざ下だけが露出するのですっきり見える気がします。
40代長身ぽっちゃりコーデ実例2:ネイビードットワンピース
大阪のdoughnuttalking(ドーナッツトーキング)さんという、 手作りの帽子屋さんのベレー帽が主役のコーディネート。
お台場デートとか、ご近所デートの時に好んで着ます。
<ワンピースは今調べたところ品切れでした>
このワンピースが一番最初に買った記念すべき1年目のワンピース。
これがとてもよかったので、次々とワンピースを買い足していったんです。
私が着ているワンピースは3000円前後の価格帯なのに(インポート品なので時期によって価格が前後します)、スカートのギャザーがたっぷりあるので、下腹ぽっこりがごまかせるのがデブには嬉しい。
背中がV字に大きくカットされていて、1枚で着られないので、2枚目からは背中が覆われているものを選ぶようになりました。
そこに、
- doughnuttalking(ドーナッツトーキング)のベレー帽(10年以上前に購入したので価格失念)
- setoのマザーズリュック(メルカリで中古で3000円弱)
- リーボックのポンプフューリー(幕張アウトレットで8000円くらい)
- GUのカットソーをリメイクしたカーディガン
を合わせました。
よく見たらわかると思うのですが、アイテムはどれも主張が強く、テイストはけっこうめちゃくちゃなんですけど、色味を合わせているので無難にまとまってくれています。
個人的にはローテクなワンピースにハイテクなポンプフューリーをコーディネートするのがお気に入りです。
▼一点モノの帽子がいっぱい一期一会があるかも▼
大好きな大阪の帽子屋さん。主役になる帽子だらけです。
手作りの1点モノなのに1万円以下とかザラでお手頃価格。
▼setoのマザーズリュックについての記事▼
廃番品ですが、メルカリに手頃な価格で出品されています。
軽くてたっぷり入って使いやすくて、オススメです。
▼GUのセール品のカットソーをダイソーのグッズでカーディガンにリメイク▼
ワンピース違いですが、リメイクカーディガンとポンプフューリーを着用したコーディネート写真がこちら。
ボレロっぽいデザインと、袖口がふんわりしているので、上半身を程よく隠してくれます。
リメイクカーディガンですが、近くでよく見るとやはり貧乏くさいです。
が、黒なので遠目にみたら全然わかりません。
体型カバー力ハンパないのと、風通しが良いので、夏場はヘビーユースしてました。
こういうカーディガンってデブの体型カバーしてくれる万能デザインなんじゃないかと思うのですが、全然売ってないので、このリメイクカーディガンがダメになったら、また作成すると思います。
40代長身ぽっちゃりコーデ実例3:ブラックの単色ワンピース
唯一の無地ワンピース。
基本的にアウターで黒を使うようにしているのですが、アウターが黒以外の時のために黒いワンピースも購入しました。
普段はワンピースが主役のコーディネートをしていますが、ワンピース以外が主役の時に着るつもりです。
これは首からぶらさげたマルチボーダーのsetoのイーターが主役のコーディネート。
単なるモノトーンコーデになってしまうと、面白みのないデブの人になるので、カラフルなポーチを差し色にして、楽しい印象を追加しました。
ワンピースの他の着用アイテムは、
- GUで1280円で買った白いサマーセーター
- setoのイーターポーチ(もうメルカリで売ってしまいました)
- クラークスのサンダル(60%オフ7000円で購入/履きつぶして今夏で処分)
になります。
メインで着用しているカーディガンが黒なので、春夏はなかなか着るタイミングがない1着ですが、秋用にチェックのトレンチコートを買ったので、このワンピースをヘビロテする時がやってきました。
このコートを黒ワンピースに合わせて着用しております。
▼コートが主役なので、インは黒ワンピ、黒タイツ、黒スニーカー▼
白のサマーセーターを着用したコーデ実例がこちら。
ちなみにだんない(旦那)とリンクコーデしております。
これは2019年春夏のGUのサマーセーターなんですけど、GUは毎年こういうドルマンスリーブの深いVネックのオーバーサイズサマーセーターを発売しているので、ほぼ毎年購入しています。
オーバーサイズなので、デブをデブに見せる危険があるので例年はブラックを買いますが、今年の夏はだんないのススメで白を買ってみました。
改めて写真で確認すると白はさわやかだけど、やはりデブ感が強調されてますね。
あと、汚れが目立つので来年は同じデザインの黒かネイビーを買うと思われます。笑
40代長身ぽっちゃりコーデ実例4:ロイヤルブルーフラワーワンピース
実例3で紹介したブラックの単色ワンピースと同じデザインの柄違いです。
胸元がデザインされたカッティングになっているのが特徴です。
あまり意識してませんでしたが、普段のコーディネートスナップ見てると、だいたいこのワンピースを着ていますね。
ワンピースと組み合わせているのが、
- setoのコドモサガリというサコッシュというかポシェットみたいなやつ
- ポシェットにつけた内田裕也さんのお葬式でもらった缶バッジ
- コンバースのオールスターハイカット
です。
Amazonのレトロワンピースは価格も最高、ラインも最高ですが、着心地はそこそこ、ジッパーとか縫製はイマイチ。
そして何より不便なのがポケットがないこと!
ということでポケット代わりにスマホと財布を入れて持ち歩くためのポシェットがsetoのコドモサガリという小さい肩掛けバッグになります。
我が家はフォーマルなバッグは夫婦でcoachを使用し、普段は夫婦でsetoを愛用しています。
▼シーンによって連れて出かける子をセレクトします▼
我が家は夫婦でお揃い大好き。
私もだんないも、スニーカーはハイテクのポンプフューリーと、ローテクのコンバースオールスターハイカットの2足だけ。
私は黒いオールスターハイカットにセリアの伸びるゴム靴紐の赤を通して、だんないは赤いオールスターハイカットにセリアの伸びるゴム靴紐の白を通しています。
セリアの伸びるゴム靴紐にするだけで、靴紐をほどかなくても靴がスルンと履けるのでハイカットスニーカーのストレスが解消できるのでオススメ。
40代長身ぽっちゃりコーデ実例5:てんとう虫みたいな赤いワンピース
実例1で紹介したブラックチェリーと同じデザインのワンピースです。
首回りのカッティングが控えめなので、1枚で着られるのが一番の魅力です(他の3枚は背中のカッティングが大きかったり、胸元のカッティングが大きかったりしてアウターを羽織る必要がある)。
本当はワンピース4枚で着まわしできてたので買うつもりじゃなかったのですが、タイムセールで送料込み699円になって いたので、あまりの安さに買ってしまいました。
私はこのワンピース以外は、無難な色と柄というのを意識して選んでいます。
これは安かったから冒険したのですが、赤に大きな黒のドットはてんとう虫みたいでかわいいし、着ると元気が出る気がします。
こんな派手なワンピース着るかなぁとちょっと不安だったのですが、普通にガンガンに着ました。
コーディネートに合わせたのは
- コーデ実例3で登場したクラークスのサンダル
- setoのダイオウサガリ
です。
ワンピースにカバン持ってるだけなのに、主張の強さがすごい。笑
40代のおばさんなりの、デブ(ぽっちゃり、大きいサイズ)コーディネートの実例を紹介するつもりでしたが、このワンピースだけは若いとかおばさんとか関係なく、キャラ立ちしてる人じゃないと奇妙なことになりそう。
【デブが私服を制服化】40代長身ぽっちゃりコーデ実例:まとめ
40代、169センチ、75キロ、Gカップ、足のサイズは26センチというスペックである、ていないのコーディネートの実例を写真で紹介してみました。
30代半ば、アラフォーと言われる年齢あたりから太りだしてしまい、着たい服ではなく着られる服、似合う服ではなく楽チンな服を着るようになっていました。
2年半前に東京に引越し、家が狭かったため断捨離を繰り返していく中で、好きではない服を処分しようとクローゼットをチェックしたところ、数枚のバンドTシャツ以外全部好きじゃなかった…(具体的に言うとバンドTシャツもバンドが好きなだけで、服として好きな訳ではなかった)。
自分が似合う服はどんな服なのか?自分が着たい服はどんな服なのか?考える機会となりました。
そしてたどりついたのが、若作りでもないけれど、おばさんファッションでもない、今の服装です。
体型を隠すためのチュニックを卒業し、子供の頃から大好きだった1950年代のアメリカを彷彿させるレトロなインポートワンピースを着ることにしました。
なぜかというと、私の体型が1950年代のアメリカのおばちゃんっぽい太り方だなぁと気づいたから。
▼私のファッションリーダーカスタフィオーレ夫人も登場する記事▼
私みたいな体型の人たちが素敵に着こなしていた服なので、私でも似合うのではと思って試しに買ってみたのです。
結果は、チュニックに細身のパンツで過ごすより、ずいぶんすっきり着痩せすることができました。
でもファッションをフィフティーズカルチャーに寄せすぎず、自分の好きなテイストをちょっとだけ追加しました。
流行を意識しているけれど、左右はされない。
好きなモノだけを組み合わせた、私スタイルのコーディネートです。
「スタイルを持ち、身軽に暮らす いさぎよく、住む・着る・生きる」という書籍があります。
スタイルを持ち、身軽に暮らす いさぎよく、住む・着る・生きる
- 作者: 石原左知子
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2016/06/29
- メディア: 単行本
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これ、スタイリストの人がライフスタイルやインテリア、ファッションについて書いたエッセイ本なんですけど、その中で
しかし、流行って、一時的なもの。だから、40代後半とか50代になったら、一時の流行なんて気にせず、自分がすてきに見える"自分探し"をしてください。似合う服はその人自身が見つけるもの。
というくだりがあります。
本当にそのとおりだなぁと。
40代以上になったら流行を追いすぎず、かといって無視するのでもなく、自分の服装が確立した中で少しだけ取り入れるのがベストなんじゃないかな?
この記事を読んでいるのは、私とは体型のタイプが違うかもしれないけれど、体型に悩みを持っているぽっちゃりさんだと思うので、一度自分で自分のキャラクターと体型を見つめ直し「着られる服」「着たい服」「似合う服」のバランスの取れたファッションを探してみてはいかがでしょうか?
もしあなたが、私みたいな長身ぽっちゃりグラマーなアラフォー女性なら、このワンピースは超オススメですよ。
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