メルカリで断捨離するのをやめた理由3つと、やめて良かった点4つ。めんどくさい、進まないを解消!
誰もが気軽に使う、フリマアプリ「メルカリ」。
メルカリの魅力は
- 少ない手間&スマホで簡単に出品できる
- クリックひとつで簡単に購入できる
という、今までのネットオークションや不用品売買にはない手軽さではないでしょうか?
うまく使いこなせば、家の不要なものをお金に変えることができ、モノのリサイクルやリユースにも役立つ「メルカリ」を、ミカコさんは断捨離することにしました。
「最近家が片付かないなあ?」と悩んでいる方はもしかしたら、メルカリ断捨離が必要かも!?
読めばなるほど…な理由がギッシリ。
<この記事は、ブログ「ミカコライフ」のミカコさんに寄稿していただきました>
メルカリで断捨離ができるのか(めんどくさがりの挑戦)
個人が気軽にネットでモノを販売できる時代になりました。
メルカリ、かなり流行っていますよね。
わたしの周りの友人は、「穴の空いたパンツまで売れるよ!」と毎日楽しんでいる人もいます。
(…穴の空いたパンツの売買の是非についてはともかく…)
わたし自身はといえば、メルカリは過去数回出品したことがある程度。
そしてもともと、服は1着買ったら1着捨てるくらいモノを多く持つのが嫌なタイプです。
今までは不要になったものを分別して処分するだけでしたが、最近は売上金をメルペイとしてすぐ使えるようになったことに魅力を感じ「断捨離するもの、まとめてメルカリに出してみるか」という気になりました。
メルカリを出品するために必要な準備
★メルカリに出品するために捨てずに取っておくようになったもの
まずは売り物の確保です。
メルカリに出品できそうな不用品をとっておくことから始めました。
- まだきれいなのにサイズアウトした子供服
- 結局着ていくところがなくて綺麗なままの大人服
- 使いかけてやめたネイル、コスメ類
- もう使用しないであろうバッグ
★梱包材の確保
それに加えて、ママ友におすすめされた梱包材を購入。
家にある梱包できそうなものも溜め始めました。
- A4の衣服が入るビニール袋
- ネコポスで使う専用ボックス
- どこかからもらってきたプチプチ
- いらない封筒 ・通販で届いた空きダンボール
これらは結構な量になりました。
メルカリに出品してみたが…
ためしに、高く売れそうなものから出品してみました。
- 使いかけのコスメたち
- 子供がピアノ発表会で着たドレスなど
絶対にすぐ売れそうだと思った合計7品です。
しかし予想に反し、すべて売れるまでになんと2ヶ月もかかりましたが、なんとか売却。
ここに行き着くまでが長かった…!
しかも、出品しようとためていたものはまだまだ30個以上ありました。
わたしはこの7品の梱包や発送を経て、「よしメルカリで断捨離するのはやめよう!」と決めました。
そう、メルカリ自体を断捨離することにしたのです。
メルカリを断捨離した理由
断捨離した理由その1:メルカリをするためにモノが増えてしまう
…本末転倒ですよね。
断捨離をするためにメルカリをしているはずが、メルカリをするためにモノが増えてしまうなんて!
上記のように、今までならすぐ捨てていたモノを「売れるかも」と取っておくことや「梱包材に使えるかも」と通販で届いた空きダンボールをとっておくのはかなりのスペースを必要としました。
それらは「いずれは片付くのだから」ときちんとした収納スペースもとらず、ずっと仮置きという感じで部屋を占拠していきました。
そして「捨ててもいいが売れるかもしれない」というものは際限無く出てきますし、梱包材も「いつかは使うかも」と考え始めたらすべて捨てられなくなってしまったのです。
結果、断捨離は全く進まなくなり、無限ループに突入してしまった気がしました。
断捨離した理由その2:時間と労力が利益額に釣り合わない
メルカリでは販売した額の10%の手数料を徴収されます。
そして、絶対に決められているわけではないですが、送料を出品者が負担していることが一般的。
その分を考慮して値段をつけるのですが、やはりメルカリでは安さが求められているので、相場を無視すると全く売れません。
相場で出した子供用のドレスは絶対すぐ売れる!と思っていたのに何週間も売れず、何度も値下げを繰り返してやっと売れました。
送料、手数料を差し引いた金額を見ると、手元に残るものはわずか。
定価はもっとずっとしたのに、結局これだけかぁ〜。
…じっと手を見る。
(嘘ですそこまで激しく働いていません)
時間と労力に見合っていないな〜というのが正直な感想です。
数多くの出品をこなして、手際よく時間もかけずにこなせる方からすれば、「少しでもお金になるものを捨てる」ほうが勿体無いし、わたしの感想なんてアホらしいと思われると思いますが…。
断捨離した理由その3:メルカリでの購入者とのやり取り、梱包や発送のストレス
出品中は値下げ交渉が度々あり、値下げしたのに買ってくれないなどということもありました。
サイズは明記していたのですが、詳しい寸法を知りたいという質問が来て、梱包を解いて測ったのにスルーされたり。
着画を見せてという質問が来たり(サイズアウトしてるから今更着られないよ〜)。
結構写真を撮り直したり、説明を詳しく載せたつもりだったのにまだ足りないのか〜とめんどくさがりには疲れるやりとりでした。
そんなこんなでやっと売れたものを梱包して発送したら、1品が「5ミリサイズオーバー」で返送されてきてしまいました。
もちろん、わたしのミスです。 購入者の方にご迷惑になってしまう!と焦り、発送方法を変えて住所を聞いたり事務局に連絡したりと急いで再送しました。
そして、この時売ったモノの金額は数百円でした。
効率悪いですね。
そしてわたしは「うわ、人に迷惑をかけてしまう」と思うと手にじんわり汗をかいてしまうタイプなのです。
そんなわけで、わたしはメルカリで断捨離をすることを諦め、メルカリのために溜めていたモノをすべてエイヤッと処分しました。
メルカリを断捨離して良かったことは4つ
メルカリを断捨離して良かったことその1:一瞬で部屋が片付いた
今まで仮置きのように床に直で溜めていた、「売れるはずのモノ」をすべて処分したので、見違えるほどきれいになりました。
ダンボールや梱包材はかなりかさばり場所をとっていましたので、メルカリ好きのママ友に全部差し上げたら喜ばれました。
「不要なものを置くスペースにに家賃を払っている」と考えると、ムズムズするのでとてもスッキリしました。
メルカリを断捨離して良かったことその2:アプリの通知を気にするストレスからの開放
購入を検討してくれる人がいるならなるべく早く返事をしなくては、と思っていたため出品中は結構ストレスでした。
ひとつも出品していない今はスッキリ。
面倒なやりとりからも開放されて穏やかに過ごせます。
メルカリを断捨離して良かったことその3:不要なものをすぐ処分できるのは気持ちがいい
やはり不要なモノを溜めるのは精神衛生上良くないです。
いらないダンボールを畳んですぐにゴミ集積所へ持って行けるのは気持ちがいい。
毎回のゴミの日に少しずつ不用品を処分できるほうが、自分の性格に合っていました。
メルカリを断捨離して良かったことその4:モノを厳選して購入するようになった
実は、メルカリを始めてから「どうせ気に入らなかったらメルカリで売ればいいし」という気持ちで買ってしまったモノが2〜3個ありました。
でもこの考え方、本当にお金の無駄ですよね。
メルカリでだって、よっぽどのレアものでなければ結局定価以上では売れないわけですし。
メルカリをしないと決めたことにより、何かを買う時は「本当にこれは必要かどうか」とじっくり考えて選ぶようになったので、余計なお金を使わずモノが増えにくくなりました。
どうせ捨てるかもしれないモノを買うのは本当にもったいない。
メルカリを断捨離して悪かった点は1つ
メルカリに出品していればお金になっただろうな、というものはいくつもあります。
全部合わせると数千円〜数万円はあるかもしれません。
梱包材もせっかく買ったのに、使ったのは少しだけでした。
これを捨てたのは金額的にはデメリットだと思います。
しかし好きでもないのに、それらすべて売り払うことにかける時間と労力を使い続けるのはわたしには無理でした。
メルカリを断捨離に使うには向き不向きがある
わたしにはメルカリで断捨離をするということが全く向いていませんでした。
★メルカリに向いていなかったわたしの性格
- クソ真面目(一つ一つめちゃくちゃ手をかけて出品し、質問などに即レスしてしまい時間がかかる)
- めんどくさがり(手をかけるくせに、それがめんどくさい)
- せっかち(出品したものが売れないとイライラしてどんどん値下げしてしまう)
- ・モノが増えるのが嫌(ずっとメルカリをするのであればそれに見合った収納スペースが必要)
断捨離にメルカリを使っているけど、余計モノが増えてしまった…!なんていう方、わたし以外にもいらっしゃるのではないかと思います。
そんなときは思い切ってメルカリを断捨離するのもいいかもしれません。
わたしはメルカリを断捨離して、とてつもなくスッキリしました!
でも本当は、わたしの友人のようにメルカリを楽しんでできるのが羨ましいし、ちゃんとできている人のほうが大半だと思います!
(この記事は決してメルカリライフをエンジョイしている方を非難するものではありません。)
ブログ「ミカコライフ」
アラフォー主婦ミカコが書いている雑記ブログです。
自分が体験したマウスピース矯正のことを文章にしたいと思い、ブログを始めました。
主に体験談が中心となっていますが、初めて読む人にもわかりやすい文章を心がけています。