結婚してから5年以上、キッチンの食器洗い水切りカゴ(水切りラック/食器洗いラック)を断捨離して暮らしています。

水切りカゴのない生活は「全然不便がない」どころか「快適」そのものです。

この記事では、水切りかごなし生活の5つのメリットと、代用方法を紹介します。


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水切りカゴを断捨離するメリット

小さく暮らすことを意識して、ミニマリストを名乗るようになった頃から、キッチンって無駄なモノやコトで溢れているなと感じるようになりました。

水切りカゴ、三角コーナー、洗い桶…
「あるのが当たり前」「ないと不便で料理ができない」と思っていませんか?

我が家では、全部断捨離しました。

水切りカゴがないことでもちろん不便を感じる点もあります。

ただし、小さなキッチンの狭い調理スペースを圧迫する水切りカゴを撤去してみると、たくさんのメリットを感じました。

水切りカゴがいらない理由と、断捨離して感じたメリットは主に5つ
  1. 調理スペースが広がる
  2. カビが繁殖しにくくなる
  3. 水切りカゴを洗う手間が省ける
  4. 食器なだれがなくなる
  5. 圧倒的に見た目がキレイ
以下のセンテンスでひとつひとつ説明していきます。

水切りカゴいらない メリット1:調理スペースが広がる

一般的な公団型キッチン(写真参照)だと幅が180センチもしくは170センチ。
調理スペースは40センチほどしかありません。

↓公団用180cm幅キッチンは、ガス台60×シンク75×調理スペース45
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ここに水切りカゴを置くと、作業スペースの半分以上を水切りカゴが占拠してしまいます。

それでなくても狭いのに、水切りカゴを設置することで調理スペースがさらに狭くなり、まな板を置くのが精一杯の猫の額みたいな使いにくい空間に…

「水切りかごはシンクの横に置くもんだ」というなぞの刷り込みによりキッチンがますます狭く、使い勝手がさらに悪くなってしまっているのです。

 水切りカゴを断捨離すると、調理スペースが広がります。

これは間違いなくメリットでしょう!


水切りカゴいらない メリット2:カビが繁殖しにくくなる

カビやすいキッチンで、複雑な形をした水切りかごは菌の繁殖の温床になります。

ヌメヌメした水切りトレイやネットの裏側など、触るのも嫌なその水切りかごに、洗った食器を伏せて乾かして…。
 
食器を清潔に保つために洗ってるはずなのに、不衛生なところを一時置き場にすることで、食器をかえって汚しているのかも。

 水切りカゴを断捨離すると、カビが繁殖しにくくなります。

これもメリット。

水切りカゴいらない メリット3:水切りカゴを洗う手間が省ける

実は水切りカゴのカビは、こまめに漂白したり洗浄すれば防げます。

でも、水切りかごを洗うのって大仕事じゃない?

水切りカゴの平均サイズは幅40センチ。

こまめに洗浄するには大きすぎる。

食器洗い以上にめんどいし、お皿を立てるための突起があったり、スプーンポケットがあったり形も複雑で細部まで洗うのは手間がかかります。

 水切りカゴを断捨離すると、水切りカゴを洗う手間がなくなります。
 
当たり前だけど、これってメリットです。


水切りカゴいらない メリット4:食器なだれがなくなる

 実家でいつも起きていた現象。
それが水切りかごなだれ。

水切りかごの上に食器をどんどん重ねていき、底の方の食器は根雪のように動かせなくなります。

水切りかごの下層にある食器を取ろうと下から食器をひっぱりだした瞬間…
上層の食器がくずれてあわや大惨事!

雪崩れによってくずれた食器がシンクに落ちて、また汚れるんだよね。

食器なだれを防ぐために、最下層のお皿たちは永久凍土のごとくずーっと水切りカゴの奥底に伏せっぱなしになってカビてたりします。

 水切りカゴを断捨離すると、水切りカゴなだれなくなります。

食器が割れることも減りそう。

超メリット!


水切りカゴいらない メリット5:圧倒的に見た目がキレイ

水切りかごをそれでも捨てられない人、もしくは処分をためらっている人。

一瞬で良いので水切りカゴをキッチンから別の場所に移動させてみてください。

キッチンの美観が150%(あくまで私の主観ですが)くらいアップしませんか?

幅、奥行き、高さといずれもボリュームのある水切りカゴは、視覚に占める分量が大きく
見た目のノイズになっています。

キッチンから水切りかごを撤去するだけで,キッチンはがぜん見栄えが良くなります。

 水切りカゴを断捨離すると、キッチンの見栄えがよくなります。

私にとってはこれが一番のメリットです。


我が家流の水切りカゴ代用方法

我が家では、水切りカゴの代わりに大きいサイズのお鍋やフライパンを使って、食器の水切りをしています。

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洗い物の時だけ取り出して、水切りができたら食器を片付けるタイミングでお鍋とフライパンも片付けています。

他のご家庭ではタオルやスポンジワイプを敷いた上に食器をふせたり、ボウルやサラダスピナーを水切りかご代わりに使用するなど代用方法もさまざま。

水切りカゴがなくても身近にあるもので意外といけます。

どうしても水切りカゴが必要という場合は、折り畳めるタイプのものを使ったりすのこタイプのものを使うのも良さそうです。

【追記】
2021年10月に水切りカゴの代用として、IKEAの水切りマットを購入しました。

折り畳めて、はしっこにループがついてるのでフックにひっかけて片付けられて、使っていない時に場所を取らないので、いいなと思いました。

(でもあんまり使ってないので、もうすこし使って必要ないと感じたら断捨離するかも)

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【IKEA/イケア/通販】 NYSKÖLJD ニーショリド 食器用水切りマット(c)(50387264)
【IKEA/イケア/通販】 NYSKÖLJD ニーショリド 食器用水切りマット(c)(50387264)



まとめ:水切りカゴいらない

ということで、水切りカゴをなくして感じたメリット5つと、代用方法について書いてみました。

水切りカゴはあったら便利だと思います。
が、調理スペースが狭い場合は水切りカゴのメリットよりもデメリットの方がでかい!

ミニマリストになって少ないもので暮らすために、先入観を捨てて代用して暮らすアイデアを、考えることが増えました。

自分なりの工夫をしながら生活するのはとても楽しく、買うことばかりを考えていた頃より、毎日が充実しています。

そして私がたどり着いた結論は、日々キッチンで料理をしていく上で、

水切りカゴあったら便利<調理スペースが圧迫されない

でした。

「水切りカゴいらない」と、心の底から思っています。



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<2019年に投稿した記事を数回リライトしています(最終2021年10月)>