昭和のアニソンが好きです。
当時のアニメソングって、今みたいにオリコンとか関係なしに、作品の世界観を重視して作ってるとこが良いのよね。
アニメ主題歌って、音楽的にも遊び心があって良いのよ。
- 昭和のアニメソング名曲まとめ:七五調歌謡曲、ハードロック、ファンク、ジャズ、ディスコ、ヘビーメタルまで
- 1:昭和のハードロック・ヘビーメタルなアニソン聖闘士星矢(セイントセイヤ)主題歌op「ペガサス幻想」
- 2:昭和のハードロックでジャズなアニソン宇宙船サジタリウス主題歌op「スターダストボーイズ」
- 3:昭和のロックでファンクチックなアニソンヤットデタマン主題歌op「ヤットデタマンの歌」
- 4:チャールストンな昭和のアニソンGu-Guガンモ主題歌op『ガンモ・ドキッ!』
- 5:歌謡ジャズなアニソン魔女っ子メグちゃん主題歌op「魔女っ子メグちゃん」
- 6:ディスコでファンクな七五調アニソンさすがの猿飛op主題歌「恋の呪文はスキトキメキトキス」
- 7:本格ジャズな昭和のアニソン妖怪人間ベムop主題歌「妖怪人間ベム」
- 8:80年代の軽快なポップロックなアニソン、よろしくメカドックop主題歌「よろしくチューニング」
- 9:じゃりン子チエ「バケツのおひさんつかまえた」
- 10: ルパン三世 (TV第2シリーズ)「ルパン三世のテーマ」
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昭和のアニメソング名曲まとめ:七五調歌謡曲、ハードロック、ファンク、ジャズ、ディスコ、ヘビーメタルまで
ていないのおすすめのアニメソングの中でも、音楽性の高い、楽曲やサウンドの音楽としての魅力に溢れてるなぁというナンバーを、独断と偏見でセレクトしています。
誰もが知っているヒットアニメの人気曲というのではなく(もちろん人気アニメも登場します)、隠れた名曲や、音楽マニアが改めて聴くと「おっ!」と思うような神曲を紹介しています。
七五調の昭和歌謡ナンバーに、ロックっぽいアニソン、ヘビーメタル、ハードロックなアニソン、ファンクナンバーに仕上がってるアニソン、ジャズフィーリングのアニソン、ディスコ調のアニソンなど、いろんな音楽ジャンルが登場しています。
1:昭和のハードロック・ヘビーメタルなアニソン聖闘士星矢(セイントセイヤ)主題歌op「ペガサス幻想」
放映期間:1986年10月11日〜1989年4月1日
作詞 - 竜真知子 / 作曲 - 松澤浩明、山田信夫 / 編曲・歌 - MAKE-UP
HR/HM(ハードロック、ヘビーメタル)ですね。
メタル色の強いサウンドと、クリーンかつハイトーンなボーカルがかっこいい。
サビの歌声の後をエレキギターがついてくる、かけあいとかもしびれるもん。
聖闘士星矢のアニメの持つV系っぽい世界観とハードロックの相性が◎。
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2:昭和のハードロックでジャズなアニソン宇宙船サジタリウス主題歌op「スターダストボーイズ」
放映期間:1986年1月10日〜1987年10月3日
作詞 - 阿久悠 / 作曲 - 鈴木キサブロー / 編曲 - 和泉一弥 / 歌 - 影山ヒロノブ / コーラス - こおろぎ'73
個人的に大好きな曲。
めちゃくちゃかっこいい。
アニメは特に好きじゃなかったけど、曲が好きだったのでオープニングだけ毎週みてた。
1920年代の禁酒時代のアメリカを彷彿とさせる、ジャズのフィーリングの強いサウンドに、元レイジー(アイドルハードロックバンド)のボーカル影山ヒロノブの、ハードロックなボーカルが炸裂しています。
あと、歌詞もすごいよくて、阿久悠はすっごく楽しんで書いた気がします。

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3:昭和のロックでファンクチックなアニソンヤットデタマン主題歌op「ヤットデタマンの歌」
放映期間:1981年2月7日〜1982年2月6日
作詞・作曲 - 山本正之 / 編曲 - 乾裕樹 / 歌 - トッシュ
謎に、交互にボーカルが交代してますね。
クリスタルキングが歌う北斗の拳とかもですが、アニソンはツインボーカルは名曲が多いという持論があります。
サビ手前と、サビはユニゾンで合唱してます。
ゴリゴリロックなボーカルに、ファンクっぽいベースがかっこいい前半部分が、サビになって歌謡演歌調になるところとかたまりません。
4:チャールストンな昭和のアニソンGu-Guガンモ主題歌op『ガンモ・ドキッ!』
放映期間:1984年3月18日〜1985年3月17日
歌 - スージー・松原 / 作詞・作曲 - 森雪之丞 / 編曲 - 戸田誠司 / 演奏 - 雪之丞シンジケート
ラッツ&スター(シャネルズ)を彷彿とさせるマイナー調のチャールストンナンバー。
サジタリウスの主題歌と同じく、ディキイシースタイルジャズっぽい、スリリングでタイトなサウンドでめちゃくちゃかっこいいです。
日本人好みの歌謡曲っぽさもあり、「もののあはれ」を感じるメロディーに仕上がっているところも良い。
作詞作曲は森雪之丞。
この人の歌詞いつも独特で、一言で言うとヘンなんですけど、相変わらずこちらも良い意味でヘンな歌詞です。

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5:歌謡ジャズなアニソン魔女っ子メグちゃん主題歌op「魔女っ子メグちゃん」
放映期間:1974年4月1日〜1975年9月29日
作詞 - 千家和也 / 作曲 - 渡辺岳夫 / 編曲 - 松山祐士 / 歌 - 前川陽子
ジャズっぽいロックナンバーなのかな?
前奏なしの歌い出しからしびれるよね。
どえらいかっこいい。
歌ってる前川陽子さんの表現力もすごいし、エレキギターとホーンセクションのかけあいとか、ここぞというところで入ってくるアナログシンセの音とか、隙のない良楽曲です。

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6:ディスコでファンクな七五調アニソンさすがの猿飛op主題歌「恋の呪文はスキトキメキトキス」
放映期間:1982年10月17日から1984年3月11日
歌 - 伊藤さやか / 作詞 - 康珍化 / 作曲・編曲 - 小林泉美
ディスコとかファンクのテイストがかっこいいナンバーです。
このアニメリアルタイムで見てないのですが、カバーバージョンで耳にして、なんてかっこいいアニソンなんだろうと。
作詞は「タッチ」「ギザギザハートの子守唄」でおなじみの康珍化さん。
この人は基本的に七五調で歌詞をまとめがち。笑
あと、サビは日本語に英単語くっつけがち、「星屑ロンリネス」とか「ララバイおやすみよ」とか。笑
7:本格ジャズな昭和のアニソン妖怪人間ベムop主題歌「妖怪人間ベム」
放映期間:1968年10月7日〜1969年3月31日
作詞 - 第一動画 / 作曲・編曲 - 田中正史 / 歌 - ハニー・ナイツ
子供時代に再放送を見ていたのですが、とにかく絵も怖ければ、曲も怖くて…
すごく苦手なアニメでした。
こちらの主題歌、今聴くとかなり本格的なジャズです。
ジャズ調の曲とかじゃなく、演奏に登場している楽器がもはやガチでジャズ。
歌唱もコーラスグループのハニーナイツが手がけていて、和音の入り方とかもジャジーでかっこいい〜。
8:80年代の軽快なポップロックなアニソン、よろしくメカドックop主題歌「よろしくチューニング」
放映期間:1984年9月1日から1985年3月30日
作詞 - 寺田憲史 / 作曲・編曲 - 河内淳一 / 歌・演奏 - STR!X / レーベル - 日本コロムビア
1980年代の日本のポップロックらしい、ノリの良いサウンドとメロディー。
あまりにも時代を投影しすぎていて、ちょっと聴いてると笑ってしまうくらいにキラキラしています。
ここぞというところでシンセサイザーが入ってくるあたりがツボです。
ただ、今回紹介しているアニソンはどれも超歌が上手なのですが、このボーカルは歌があんまりうまくないんだよね。
雰囲気はあるんですけど。
よろしくメカドック。わんわん。

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9:じゃりン子チエ「バケツのおひさんつかまえた」
放映期間:1981年10月3日〜1983年3月25日
作詞 - はるき悦巳 / 作曲 - 惣領泰則、早川博二 / 編曲 - 惣領泰則 / 唄 - 中山千夏・大野進
関西在住のアラフォー世代ならわかってもらえると思うのですが、じゃりン子チエって毎週土日の夕方に何年にも渡って再放送されてたんですよね。
これを毎週毎週父親と見続けたので思い出補正や、センチメンタリズムもあると思うんですが、この曲最高じゃない?
ボーカルがテツ(と言っても西川のりおではない)のパートから、途中で転調してチエちゃんのパートにかわったところの、和風のメロディーのかもしだす、ものがなしさ、哀愁。
歌詞の
あぶらのケムリがスリガラス
バケツのおひさんつかまえた
この部分の叙情性と相まってたまらんのです。
この曲を聴くと前半はウキウキして、後半キューンと胸がしめつけられます。
10: ルパン三世 (TV第2シリーズ)「ルパン三世のテーマ」
放映期間:1977年10月3日〜1980年10月6日
作曲・編曲 - 大野雄二 / 演奏 - ユー&エクスプロージョン・バンド
当時の日本っていけてたんだな〜とこれを聴くと思うよ。
日本のアニメ主題歌の金字塔。
王道ではないけどね。
洒脱が何かってのをわかってるよなあ。
バリバリのジャズです。
しかもバージョンがTV第2シリーズの中でも何パターンかあるっていうのも素敵。
<2018年10月の記事を2020年1月にリライトしました>
>同じお題で上條晴行(@MinatoWorks)さんも記事を書いてます。
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