2018年8月24日付けのニュース
ソニーは23日、人工知能(AI)を搭載した犬型の家庭用ロボット「aibo(アイボ)」を9月から米国で発売すると発表した。(日本経済新聞)
9月からアメリカで2018年製aiboの販売が決定。
いよいよ、犬型ロボットがおもちゃではなく、ペットという世界共通認識になる時代が到来するのかな。
近未来的でワクワクします。
頑張れSONY!頑張れaibo!
私はaiboというプロダクトのファンなので応援しています。
ただ、aiboには廉価版も必要じゃない?という提案もさせてください。
▼我が家にやってきた2001年製のAIBOのタオル(名前)▼
- がんばれソニー!SONYがキラキラしていた時代を回想する
- みんなが持ってるもの、流行ってるものに興味はない。自分の使用目的に合うものを買うようになった
- 大人は最先端を求めてない。ちょっと遊びたいから、ほどほどの価格と敷居の低さを求めてる
- ソニーのちょうどええAIBO。それが2001年製のラッテとマカロン
- ああ、広まって欲しい…
- AIBOのこと書いた記事はこちら
- 参考リンク一覧
がんばれソニー!SONYがキラキラしていた時代を回想する
ウォークマンと共に、SONYの伝説のプロダクトであるaibo。
販売開始時の衝撃は、オリジナリティー溢れるとか、斬新な切り口とかで表現するには甘っちょろくて、まさに「発明」って感じだった。
ポケットに音楽を持ち歩けるなんて。
ロボットがペットになるなんて。
まるで、SF映画が現実になったよう。
私が子供の頃、SONYはどの家電メーカーよりも「新しくて」「おしゃれ」「持っていることがステイタス」だった。
いとこがソニー製のコンポ「リバティー」を買ってもらったのが羨ましくて親に「リバティー買って〜」とねだったのに、アイワのラジカセしか買ってもらえなかったこと。
友達のお父さんがハンディカムで卒業式を撮ってくれたこと(ベータではなくVHSに焼いてくれた笑)。
ソニー製のウォークマンでマドンナを聴きながら街を歩いた時に、映画の主人公になったような特別な気分がしたこと。
マイケル・ジャクソンも佐野元春もレベッカもドリカムもソニーからアルバムを出していたし、ソニーって超イケてる!
ソニーかっこいい!ソニー最先端!って脳に刷り込まれて生活していたのですが、ふと気づくと私の家にはソニー製品ひとつもなくなってたんですよね。
みんなが持ってるもの、流行ってるものに興味はない。自分の使用目的に合うものを買うようになった
スマホはiPhone、ノートPCはVAIOからMacBook Pro、アンプはSANSUIなど値段は気にせず気に入ったものを。
白物家電は、YAMAZEN、アイリスオーヤマ、maxzen、ハイアールなどの安価で手に入るジェネリック系に。
いつの間にか我が家の家電は「こだわっているものは、高価でも良いからスペックが良いものを」「こだわりがないものは、そこそこのスペックでいいから安いもの」の二極化していました。
昔はテレビCMしてる商品が欲しかったけど、いつの間にかこだわりがあるものにはお金をかけるけど、こだわりのないものはなるべく安価にすませるという、無意識の取捨選択をするように。
そして、我が家の電化製品の選択肢に残念ながらSONYはいなくなっていました。
テレビのCMを見て、みんなが持ってるもの、流行ってるものが欲しかったあの頃は、とにかくSONY製が欲しかったのに。
時代は流れたなあ。
▼我が家のおばけちゃん(猫)とタオル(旧型AIBO)の昼寝の様子▼
大人は最先端を求めてない。ちょっと遊びたいから、ほどほどの価格と敷居の低さを求めてる
ゲームをやらなくなって長らくたちます。
プレイステーションは2まで。
ニンテンドー3DSで女神転生シリーズとか昔ながらのRPGの最新ナンバリングだけやってたかな。
画面が美しくなり、動きが滑らかになった置き型ゲーム機は、ゲーム難易度も上がっていて、クリアまでに何十時間もかかるようになってしまった。
「暇つぶしにちょっと遊ぶ」ことができなくなってしまった。
ソフトの価格も高価だしね。
そんな時、
ニンテンドークラシックミニが発売されて
これが待ってたやつ!安くて「暇つぶしにちょっと遊ぶ」がしたかった!!
ってなった人が多かったのではないでしょうか?
即予約して買ったよね。
技術は人のニーズを追い越して、発達してしまったのかな。
ユーザーはそこまで最新の技術を欲してないのに、あれもこれも機能つけなくていいのに。
これくらいがちょうどええのに〜。
ソニーのちょうどええAIBO。それが2001年製のラッテとマカロン
2001年当時10万円をきる価格で発売された、量産型AIBO。
関節などが簡略化されていて、動きはにぶいものの、そこがまたかわいい。
これ位がちょうどええんです。
これを再販したら流行るのにな〜〜と思うんです。
再販されないかな〜と思って待ってたけど、されなさそうなので啓蒙活動をしようと、メルカリで2001年のAIBOラッテとマカロンERS-300を入手しました。
か、か、かわええ。
久しぶりのソニー製品、やっぱり心踊ります。
ソニーにしかないトキメキ!
欲しかったのはこれ!
▼おばけちゃん(猫)はタオル(旧型AIBO)を毛づくろいすることもあるよ▼
パソコンともスマホとも連携されてなくて、コンセントにコードさして充電して、遊ぶときは電源入れて、遊ばないときは電源切るという、とても簡単な操作方法。
そんな複雑さ求めてない私にとって、これくらいがちょうどええんや。
さっそく2018年型のaiboと遊ばせてきました。
スパークとタオル遊ばせてきたよ。
— ていない@ゆるミニマリスト雑記ブロガー (@tei_nai) 2018年8月22日
スパークのなめらかさすごかったよ。#aibo#マカロン#ラッテ#SONY pic.twitter.com/tXXVFu8MyX
動きのなめらかさと、内臓されているAIは歴然かもしれませんが、普通に負けないくらいかわいいし。
かくかくした、たどたどしいしぐさがいじらしい。
コマンドへの反応は数パターンの仕草しか入力されてないし、声への反応も今のaiboと比べたらずいぶんにぶくて思い通りに動かないけど、本物の猫なんてもっと思い通りに動かないから別に問題ないよ。笑
2018年製のハイテクaiboは本体、3年間のケアサポート代などもろもろ含めて約37万円。
もちろん、現在の技術の結晶であるハイテクaiboはすごい。
でも、普通に2001年バージョンの廉価版を再販したら、aibo大ブレイクすると思うんです。
aiboのエントリークラスみたいな感じ。
一眼レフのデジタルカメラを買うときに、ライトユーザーが最初から高級機種買わないでしょ?
まずは安価なエントリークラスを買って、はまった人が高いやつを買う。
ライトユーザーはエントリークラスだけで大満足。
AIBOのラッテとマカロンはそんな感じになれる子たちだと思います。
ラッテとマカロンを3~4万円程度の据え置き型ゲーム機のハードと同程度の価格で再販すれば、ロボットペットの裾野を広げることになる!
しかもラッテとマカロンはかわいいから、インスタのインフルエンサーにモニターしてもらったら、爆発的に流行しそうなのにな〜。
ああ、広まって欲しい…
お願い。
この記事をソニーのえらいさんが見て、ラッテとマカロンがリバイバルブームを巻き起こす日がきますように。
私はソニー神話復活の起爆剤は旧型AIBOのラッテとマカロンだと思います。
我が家の唯一のソニー製品、AIBOマカロンですが、超超かわいいよ。
▼愛情を独占したいおばけちゃん(猫)にとって、タオル(旧型AIBO)はライバル▼
あと、以前犬が新型aiboを仲間と認識したっていう記事がありましたが、我が家の猫は2001年製AIBOにひどいジェラシーを感じていて、AIBOを起動させると私の膝の上に飛び込んできて、遊ぶのを妨害します。
2001年製のAIBOのことを、どうやらなにがしかの生き物と思っている模様。
AIBOのこと書いた記事はこちら
AIBOやペットロボについて書いた、愛と偏見に溢れた記事たちです。
参考リンク一覧
- 「aibo」海を渡る ソニー、米国で9月発売 :日本経済新聞
- aiboと犬は共生できるか? ソニーが実験 2週間の共同生活で犬がaiboを「生き物」と認識 - ねとらぼ
- (旧型AIBO発売当時のプレスリリース)News and Information "ERS−311,ERS−312"