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3月のライオン前編の映画感想レビュー|役者 脚本 映像良し!しかし山場なし!

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映画「3月のライオン」は久しぶりに正統派の美少年としての神木隆之介を堪能できる映画

羽海野チカの大人気コミックス「3月のライオン」が「Amazonプライム・ビデオ」の無料鑑賞タイトルになっていたので「前編」「後編」続けて鑑賞しました。

まずは「3月のライオン 前編」の映画ネタバレ感想レビューを書きたいと思います。

 

映画「3月のライオン」は久しぶりに綺麗な美少年としての神木隆之介を堪能できる映画

 

 

 映画「3月のライオン 前編」概要

公開日

2017.03.18

原作

羽海野チカ「3月のライオン」(白泉社刊・ヤングアニマル連載)

監督

大友啓史

メインキャスト

神木隆之介 有村架純 倉科カナ 染谷将太 清原果耶

佐々木蔵之介 加瀬亮

前田吟 高橋一生 岩松了 斉木しげる 中村倫也 尾上寛之 奥野瑛太 甲本雅裕

新津ちせ 板谷由夏

伊藤英明 / 豊川悦司

 

www.youtube.com

 

 映画「3月のライオン 前編」映画ネタバレ感想レビュー

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3月のライオン[前編]

3月のライオン[前編]

 

 

 

役者良し!脚本良し!映像良し!山場…なし…。派手さはないけれど、丁寧に作り上げられた好感の持てる作品

 映画「3月のライオン 前編」を観る前に私の耳に入っていた噂は、「前評判はすごい良かったのに、興行収入がふるわなかった作品」というもの。

ウェブメディア各紙がゴシップとして、「大人気コミックスの映画化作品で、大ヒット予想だったのに初登場7位の大爆死」と騒ぎ立てて煽りまくっていたので、あまり良い印象を持っていませんでした。

でも冷静に考えたら、大ヒットする訳ないんです。

 

映画「3月のライオン 前編」の原作は少女漫画家が青年誌で連載している純文学的物語。つまりは地味な話なんだよ

この映画の原作は大人気コミックスではあるのですが、もともと少女マンガ家の羽海野チカが青年誌に連載しているものです。

少女マンガをプラットホームにすると、どうしても恋愛を描く必要が出てきてしまうんですよね。

ちなみに少年マンガだと戦う必要が(以下略)。

ということで人気少女マンガ家は、一本筋の通った主題のある作品を描きたい時に、青年誌に作品を掲載するんです。

  • 山下和美 「不思議な少年」
  • 清水玲子 「秘密」
  • 惣領冬実 「チェーザレ」
  • 安野モヨコ 「働きマン」

女性作家が青年マンガを描くのではなく、少女マンガ家が青年誌に移動して花開いたのでもなく、大人気の少女マンガ家が恋愛以外の主題で物語を描きたい時には、青年誌に連載を持つというのが、最近の主流になっています。

別に画風を劇画タッチにしたりすることはなく、青年誌好みの要素を取り入れるとかでもなく、好きに描きたい時は青年誌で連載を持つ、テーマが恋愛以外のものを描くという印象。

映画「3月のライオン」の原作となったマンガ「3月のライオン」は、青年誌に連載している大人気作品ではありますが、圧倒的な女性のファンが多い、少女マンガ的主題ではないものの、少女マンガ的手法を使って描かれた作品なんですよね。

派手なバトルもなく小さなエピソードを積み上げて少年の成長を描く、繊細なガラス細工みたいな物語。

地球の危機も救わないし、デッドオアアライブのスリルもない。

少年が将棋盤の前で葛藤し、人とのふれあいで少しずつ大人になっていく良い意味で素朴な成長記です。

マンガ原作で映画化されて大ヒットした少年漫画「るろうに剣心」のような派手なアクションもなければ、「ルパン三世」のような爆発的な知名度もない。

大ヒットする訳ないよ、原作がすでに地味な作品なんだよ。

映画としては、原作をうまく映像化し前編と後編で描き切った良作でしたよ。

 

映画「3月のライオン 前編」は、タレントやアイドルを排除し、俳優と女優だけで挑んだ布陣に拍手

マンガ原作の作品って、タレントやアイドル、モデルなんかの話題性がある、固定ファンの多い人をキャスティングしがちなのですが、まったくもってそれがない作品でした。

主演は神木隆之介。

天才子役、日本を代表する美少年として名を馳せた彼でしたが、顔が四角く育っちゃって、等身バランスもあまり良くない…

いつの間にかドラえもんのび太的なスクールカーストのヒエラルキー低めの位置にいる三枚目寄りの演技が得意な俳優という印象になってしまっていたのですが、久しぶりに美少年役で登場。

さすが神木くん、良い役者です。

白い肌と赤い唇、伏せたまつげの震え、押し殺した声。

24歳ながら、高めの地声と、少年のような華奢な体も相まって、きちんと「17歳の将棋のプロ棋士・桐山零」を演じきっていました。

某J事務所の新人アイドルのメンバーを起用したらもう少し興行収入は伸びたのに、それをしなかったのが映画「3月のライオン 前編」の作品のクオリティーとしての勝因だなと思いました(しかし、興行収入としての敗因でもある)。

 

映画「3月のライオン 前編」は、映像も美しい。夜道を歩くだけのシーンですら、世界観にこだわっているのがわかる丁寧な作り込み

丁寧な脚本と映像でしっかりと映画にしたなという作品でした。

原作は派手なアクションシーンなどもなく、絵的に印象に残る決めシーンみたいなものもないんですよね。

背景からカット割りから、何から何まで丁寧に作ったなという印象で、マンガの世界観を壊さずに、映画に仕立げています。

原作の解釈が私と違う部分はありましたし、私の好きなエピソードこんな程度しか描かないのかとかも思いましたが、そんなもんそれぞれの解釈があると思うし、見せ場をどこに持ってくるかによって、エピソードを膨らましたり削ったりする必要はあるので、文句ないです。

原作の世界観を壊さない、丁寧に仕上げた映画作品だなと思いました。

 

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3月のライオン[前編]

3月のライオン[前編]