手前の犬は、昨年11月から4か月我が家でお預かり中の、元聴導犬のかるちゃんです。
奥の猫は、我が家の愛猫、ノルウェージャンフォレストキャットの女の子おばけちゃんです。
とっても仲良しの2匹ですが、今週末でかるちゃんが日本聴導犬協会に帰り、交代で子犬がやってきます。
ソーシャライザーを指導するための犬ボランティア元聴導犬のかるちゃん
2020年11月に聴導犬のソーシャライザーを開始しました。
ソーシャライザーって何やねん?って思いますよね。
私もオススメされたときに、「そんなん聞いたことないわ!」って思いました。
ソーシャライザーっていうのは、長野県に本部のある(福)日本聴導犬協会で聴導犬、介助犬になるために訓練する犬を、訓練開始前まで短期間預かるボランティアです。
簡単に言うと子犬預かりボランティア。
1頭あたり2ヶ月〜3ヶ月ぐらい預かって、お家で一緒に暮らします。
しつけるというよりは、人間のことを大好きになってもらうのが役目です。
ソーシャライザーに登録してみたものの、実は我が家は私も夫も猫も全員が犬と暮らしたことがなかったのです。
そのため、聴導犬を引退して日本聴導犬協会で楽しく隠居していた、13歳のおばあちゃんビーグルかるちゃんが我が家に犬との暮らしのイロハを教えに来てくれたんです。
コロナで帰れないかるちゃん、ショートステイのはずが長期滞在に
最初は1か月もしくは2ヶ月お預かり予定だったかるちゃんですが、自粛要請で交代するタイミングが伸びに伸びて…
現在、まる4ヶ月我が家に滞在しています。
最初の頃はたまに帰りたそうなそぶりを見せたりしていたのですが、最近はすっかり我が家の犬っぽくふるまうように。
お出かけから帰るとすっとんできて喜びのダンスを踊ってくれたり、ちょっとしたことで調子に乗って吠えたりと、預かった時には「さすが元聴導犬!」という賢い犬だったのが、普通の家庭犬みたいなゆるい感じになってきました。
お別れまであと3日、だけどまた会えると信じてる
かるちゃんは愉快な明るい性格で、私も夫も猫もかるちゃんのことが大好きでした。
お別れはとってもさみしくて「協会に頼み込んで引き取らせてもらおうか」みたいな夫婦会議を開催したこともあります。
でも、私たちがすべきことは、かるちゃんの教えを無駄にせず、ソーシャライザーとしての活動を本格始動すること!
これこそが我が家の使命と考えて、短期間ですが子犬を愛情たっぷりに育てるぞ!
かるちゃんは基本的に日本聴導犬協会で大切にされて老後を過ごしているようですが、同じ環境でずっと暮らすより刺激がある方が犬も楽しいということで(人間も旅行でかけたりしたいもんね)たまにお預かりになるようです。
なので、また遊びに来てくれるかも!?
〜クリックでその子の日記にジャンプ〜