クイーンに似てる曲をランキングで紹介
クイーンっぽいなと思う音楽って、そこそこ頻繁に遭遇しますよね。
クイーンの音楽は、ドラマチックなメロディーや、独特なブライアン・メイのギターの音、重厚なコーラス、フレディーの声質とかが特徴的なので、似てると気になってしゃあない。
せっかくなので、明らかにクイーンに影響を受けている楽曲を10曲選んでみました。
洋楽あり、邦楽あり。 曲が似てるのやら、アレンジが似てるのやら、顔が似てるのやら。 オマージュあり、リスペクトあり、ふざけてるのあり、盗作ありで、結構ジャンルばらけて面白いソングリストができました。
- 第1位:The Struts(ザ・ストラッツ)/Could Have Been Me
- 第2位:MIKA(ミーカ)/Grace Kelly
- 第3位:ビッケブランカ/Slave of Love
- 第4位:サカナクション/ナイトフィッシングイズグッド
- 第5位:セックスマシーン/頭の良くなるラブソング
- 第6位:Jellyfish(ジェリーフィッシュ)/Joining a Fan Club
- 第7位:ハッチポッチステーション(グッチ裕三)/犬のおまわりさん with QUEEN
- 第8位:Def Leppard/Pour Some Sugar On Me
- 第9位:THE DARKNESS(ザ・ダークネス)/Christmas Time
- 第10位:ORANGE RANGE/上海ハニー
- 日本一クイーンのオマージュナンバー、パクリソングを知っている男にインタビュー!
第1位:The Struts(ザ・ストラッツ)/Could Have Been Me
2016年に、クイーンのフレディ・マーキュリーの再来という触れ込みでメジャーデビューした、イギリス出身のロックバンド、ザ・ストラッツ。
どれどれって思ってみたら、ほんとに似てる。
歌声も似ているし、髪型やメイクもちょっと出っ歯なところも若かりし頃のフレディーを彷彿とさせます。
クイーンと比べると曲に荘厳(そうごん)さがないところがちょっと物足りないけど、なかなかキャッチーで良いバンドです。
▼Amazonミュージックアンリミテッドなら無料で聴けます▼
第2位:MIKA(ミーカ)/Grace Kelly
2007年にデビューした、レバノン出身でイギリス在住のシンガーソングライターです。
初めて聴いた時に、クイーンを垢抜けさせたような感じだなぁと思いました。
声質とオネエ感がめっちゃフレディーな上に、曲もクイーン。
サビのだんだん高音になっていく部分とか、かなり彷彿とさせます。
才能をビシバシ感じて、ポップなのに、変態っぽい音楽なところもクイーンみたい(決して悪口ではない)。
第3位:ビッケブランカ/Slave of Love
2016年にデビュー。
デビュー曲が「Google Play Music 音楽のある生活・ウェルカム篇」のCMソングで使われました。
あまりにもまんまクイーンなもんで、クイーンファンが一斉に「まるパクりやないか!」と言ったとか言わなかったとか。
この曲以外もおしゃれで、ソツがない。
程よい変態感があり、クイーンの遺伝子はもちろんのこと、ミーカmeets米津玄師という印象を持っています。
第4位:サカナクション/ナイトフィッシングイズグッド
2005年に結成し、2007年にメジャーデビューという彗星の如く現れたけど、2020年現在もピカピカのまま存在するサカナクションが2008年に出したアルバムの裏リード曲。
シングルカットされてないけど、ちゃんとMVもあります。
前半はフジファブリックみたいな感じではじまって、泣きのバラードなのかな〜と思っていたら、ところがどっこい3分あたりから雲行きがかわり、4分過ぎからクイーンっぽい重厚なコーラスが。笑
うむむ、これは…ボヘミアンラプソディmeetsエレクトロニカですね。
オマージュというか、サカナクション流のパロディなのかな。
サカナクションはめっちゃファンとかじゃないですけど、めっちゃ良いバンドやなぁと聴くたびに思います。
第5位:セックスマシーン/頭の良くなるラブソング
10年以上前から活動しているのに、最近とみに人気上昇中の神戸のインディーズバンドです。
分かりやすく言うと、メロコアとか青春パンクっていうカテゴリーのバンドなんですが、ものすごいクイーンです。
ブライアンメイがギター弾いてるんちゃうかしら?っていうくらいクイーンです。
そしてサビで荘厳(そうごん)なコーラスをぶっこんできます。
MV中にボヘミアンラプソディのプロモビデオにそっくりな演出もあって、見るたびに笑ってしまう。
コミックバンドなんですが、楽曲も良く、歌詞も良く、演奏力も高く、歌声も力強いうえに、めちゃくちゃ励まされます。
私にとってはZARDより背中押してくれます。
第6位:Jellyfish(ジェリーフィッシュ)/Joining a Fan Club
90年代前半に音楽好きの間でちょっと人気だったアメリカのバンド。
Aメロあたりでビートルズっぽいのかと思いきや、中盤からめちゃくちゃクイーンになってくる曲です。
コーラスもぽいし、メロディーもぽいし、ギターの入り方とかもっぽいし、完全に意識的にやってます。
確信犯です。
ボーカルのアンディ・スターマーは民生と仲が良く、PUFFYのアメリカでの成功の立役者でもあります。
▼Amazonミュージックアンリミテッドなら無料で聴けます▼
第7位:ハッチポッチステーション(グッチ裕三)/犬のおまわりさん with QUEEN
NHK教育(Eテレ)で1995年から2005年にかけて放映されていた子供向け番組。
これ、秀逸なパロディです。
ボヘミアンラプソディのトラックに乗せて犬のおまわりさんをグッチ裕三が熱唱します。
衣装も映像演出も愛情たっぷりにオマージュされていますので是非みてください。
第8位:Def Leppard/Pour Some Sugar On Me
1980年にデビューしたイギリスのハードロックバンドが、1987年にリリースしたシングル曲です。
これは本人たちも公言してる、オマージュソングです。
出だしがまるっと「we will rock you」ですね。
でもサビはデフレパード節全開。
第9位:THE DARKNESS(ザ・ダークネス)/Christmas Time
2000年から活動を開始したイギリスのハードロックバンド。
むくつけきおっさんのメタルバンドみたいな、おどろおどろしい名前ですが、まあまあ美形なメンバーが揃っていて、キャッチーな曲も多くて聴きやすいし、もっと人気出てもいいのにな〜と思っています。
まるっきりAC/DCみたいな曲もありますが、クイーンみたいなメロディーラインとコーラスワークを使ってくる曲も多いです。
出だしとかサビとか、コーラスとか、ギターとか、まあまあ意識してクイーンぽく仕上げてるんだろうなあと思われるクリスマスソングです。
第10位:ORANGE RANGE/上海ハニー
「合言葉はパクろうぜ」ということを公言していたオレンジレンジ。
オマージュではなく、ヒット曲の印象的な部分を詰め合わせたような(良く言えばサンプリング)曲でスマッシュヒットを量産しました。
そりゃ、ヒットした曲のヒットした部分をつなぎ合わせたらヒットするよね。笑
後半部分のメロディーがまんまクイーンの「Back Chat」です。
盗作だのなんだの叩かれまくりましたが、個人的には人懐っこい音楽だしわかりやすくて好きです。
今でも当時のCDをたまに聴きます。
表舞台から消えていた時期もありますが、今もモリモリ活躍中です。
日本一クイーンのオマージュナンバー、パクリソングを知っている男にインタビュー!
クイーンの遺伝子を受け継いだ音楽(クイーンの音楽性に影響を受けたフォロワーアーティスト)を収集している「QUEEN遺伝子探究堂」のVARUBAさんに、インタビューして、あの人気アーティストの曲でクイーンに似ている楽曲や、クイーンのオマージュソングを探す魅力などについて、かなり深堀りしています。
このベスト10ランキングを楽しめた人はぜひぜひ〜〜。
さらに!!オマージュソングランキングベスト5も発表しちゃうぞ〜〜。