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発達障害グレーゾーンの仲間とイベント開催&企画する「一般社団法人 アイン」インタビュー

発達障害傾向のある人たちやその家族が、イベントや企画を通して仲間作りをする「社団法人 アイン」代表理事、きりさんインタビュー

2019年1月、きりさんはネットで繋がった仲間たちと「発達障害傾向(グレーゾーン)のある人たちとイベント企画する社団法人」を立ち上げました。

 

その内容について伺うとともに、

  • 正社員として働きながら、会社を起業する
  • 支援活動をボランティアではなく仕事にする
  • クラウドファンディングで立ち上げ資金を募る

など、起業の際の働き方、会社のあり方、資金の集め方についても伺いました。

 

「一般社団法人 アイン」のコンセプトに興味がある人はもちろん、会社を立ち上げたいと考えている人や、やりたいことはあるけど動き出すのがこわいという人を後押ししてくれるインタビューになったと思います。

 

 

発達障害グレーゾーンの人たちの居場所づくりと仲間づくり

 

—自己紹介をお願いします。

 

きり:どうも、きりだぞ。

脂がすきな30代の男の子だ。

クラウドファンディングで知ってる人もいると思うが名を荒屋という。

だが、堅苦しいので呼ぶときは「きり」でいい。

得意なことは・・・ない!!どん!!

好きなことは人と話すことだ。

茨城県つくば市に潜伏しているからお見かけした人はお気軽に声をかけてくれ。

 

発達障害傾向がある人たちとイベント・企画する「一般社団法人 アイン」を立ち上げたきりさんインタビュー

 

—きりさんは、代表理事を務めることになった「一般社団法人 アイン」の概要について教えてください。

 

きり:「一般社団法人 アイン」は発達障害「傾向(グレーゾーン)」がある人たちが社会で活躍するにはどうするか、一緒に考えたりイベント・企画をするために作った法人だ。

居場所作りでもある。

 

—発達障害グレーゾーンの人たちやその家族が、同じ悩みを持つ仲間たちとイベントに参加するだけでなく、自分たちで企画主催するっていうことですね。

 

きり:そうだ。

 

「一般社団法人 アイン」を立ち上げるためのクラウドファンディングURLはこちら

満額達成した、Cider Projectという名義で立ち上げたクラウドファンディング(終了しています)。

「一般社団法人 アイン」を設立することによって何を目指すのかなどを確認したいかたは以下に詳しく掲載されています。

 

readyfor.jp

 

—発達障害「傾向(グレーゾーン)」?とは具体的にどんな方たちをさしますか?

 

きり:傾向と書いたのは、一般に発達障害で困っている人というと「すでに障害者手帳を取得している・医師より診断を受けた」といった人達を指すのだが、なんだか会社・学校で周りにうまくなじめずに孤立している人・変な奴というレッテルを貼られている人、こんな方々の中に確定診断までつかなくても発達障害の特徴を持っている方はたくさんいる。

 

発達障害のある人や、グレーゾーンの人たちが、集まって一緒に何か考える・していく中で成功体験を重ねて欲しい

—私は40代で、子供の頃は今のように発達障害という言葉が一般的でなかったんですけど、思い起こしてみると発達障害だったり、グレーゾーンだったのかもしれないなあという生徒ってクラスに数人いたような気がします。

 

きり:そんな人たちは人生で失敗続きで自信を失っている場合が多い。

 

—そうですね。変なヤツってからかわれたりしてましたね。

 

きり:そこで、発達障害やグレーゾーンの人たちが「一緒に何か考える・していく」なかで成功体験を通じ、自信をもって羽ばたいてもらえたらと思っている。

まだ、人がいないから会員や一緒に運営やってみたいかたも募集中だぞ。

一人じゃしんどいからな(笑)

 

弱者支援をしたい人とSNSで知り合ったのがきっかけで支援団体を設立

—きりさんがアインを立ち上げようと思ったきっかけは何ですか?

 

きり:「一般社団法人 アイン」は元々弱者支援をしたいといっていた湯野さんというやつがいてな、それはたいそういい奴だったんだ。

ちなみにSNSで知り合った。

ある日、家が互いに関東ということで会うことにした。

それで、話してみたら割ときりと近いマインドの持ち主で意気投合し、なにか二人でやってみるかとなった。

普段からいろいろ思い付きで行動しているきりが、「じゃあ一般社団法人設立して、設立費用はクラウドファンディングしようぜ」と話したのがはじまりだ。

 

—ええとね、本音を言うと、フットワークの軽やかさにぎょっとしました。笑

 

診断は受けていないけれど自身にも発達障害「傾向(グレーゾーン)」がある

—アインのメンバーや家族に発達障害「傾向(グレーゾーン)」があるなどで、不便を感じたり、疎外感を感じた人がいたなどの実体験からの設立なのでしょうか?

エピソードなどがあれば教えていただければと思います〜。

 

きり:これはまさに自分と家族のことを考えてだ。

きりにも多少その傾向があってな。

幼いころから忘れ物が非常に多かったり、時間が守れないことはしょっちゅうだった。

それが、発達障害のグレーゾーンだと気づいたのは、現在医療現場で働いていて患者さんや家族と直に触れ合ううちに発達障害というものが身近になったから。

ある時ふと思ったんだ、「あれ、自分もそうかもしれない」と、因みに診断は受けていない。

現在の生活でそこまで困っていないからな。

 

—そういう、診断を受けていないけれど発達障害傾向(グレーゾーン)の人って以外と多いでしょうね。

 

きり:そういった人って社会にごまんといるはずなんだ。

会社や学校でうまくいってないけど気が付かない、発達障害(もしくはグレーゾーン)かもしれないと思いつつも病院にはいかない人。

言葉だけが知られてきたけど、まだまだ認知度としては間違って覚えてる人も多い。

発達障害傾向がある人って言うのはなにも特別な病気じゃない、割とその辺で普通に仕事してる人の中にもたくさんいる。

 

—私は、漢字と地図と英単語が全く覚えられなくて、○○県が○○地方とか未だにわかってません。

作文とかは超得意だったので言い回しを工夫して書けない感じをうまく避けて。

 

きり:それはもしかしたら一種のLD(学習障害)なのかもしれないね。

うちの弟もLDがあって、小学五年生くらいの時に、茨城県にある筑波大学で検査したら発覚した。

彼は日本語は書くの苦手だけど数字は強いんだよね。

案外勉強ができないとか苦手と違いが分かりにくいからLDは思っているよりも人口多いと思うぞ。

 

—タレントさんでめちゃくちゃ勉強できるのに、まったく絵が書けない人を見たことがあるので、みんな何かしら偏りはあるんでしょうけど。


きり:誰しも得手不得手があって、それが顕著だと発達障害になるという感じが近いのかな?

  

東日本橋のコワーキングスペース兼イベントスペースをホームに、オンラインでも集まれる仕組みを作り、リアルとバーチャルで並行して活動していく

—アインの活動内容が発達障害とグレーゾーンの人たちの、イベント企画を通しての居場所作りということは、どこか場所を借りてコミュニティを作るという感じなのでしょうか?
 

きり:立ち上げと同時にコワーキングスペース兼イベントスペースとして使える場所を東日本橋で見つけた。

Twitter界隈だと知ってる人もいるかもしれないが、大学生カフェラーの「なおきち」くんが運営の一人でもある一般社団法人UPのスペースだ。

こちらを利用させて貰う為に会員になるぞ。

 

—具体的な活動内容は固まってますか?

 

きり:活動内容は最初は、オンライン&オフラインで集まれるようにすることだ。

オンラインでは話せるようにアプリなんか使って繋がろうと思っている。

オフラインはいろんな人呼んだりしてセミナーや勉強会をしていくつもりだ。

別に発達障害に限ったことではなく、どうやったらそういう傾向のある人達でも少しでもお金が稼げるか、なんてこともやっていく予定。

 

—お金ってみんな本当は気になってるけど、アンタッチャブルなゾーンですよね。

 

きり:やっぱり、お金は大事だからな。

QOLを少しでも底上げするために最低限資金必要と考えている。

ゆくゆくは、会費が集まったら会員さんで何かやってみたいことがあればそれを叶えて、イベントやってみたりしたい(例:手作業が得意な人がいたら地域自治体に持ち寄ってどこかの公演や広場で手作り〇〇販売会等)。

 

ディスコードというチャットサービスを介して知り合ったメンバーたちが、全国から後方支援

—きりさんは代表理事とのことですが、どんな仕事担当ですか?

 

きり:きりの担当は広報・営業・イベント企画など多岐にわたる。

他にもスタッフはいるんだけど裏方さんだな。

 

—何人くらいがスタッフとして関わるのでしょうか?

 

きり:今現在、後方支援として5人ほどいるぞ。

最初は、ディスコードというチャットサービスから始まったからメンバーが全国に散っていてな、動けるのは実際きりだけなんだ(笑)

運営やってみたいって人も会員費2000円で参加することができるので、興味あるって方は連絡をくれ。

 

—なるほど、顔の見えない仲間たちと立ち上げたコミュニティが、クラウドファンディングを経て、アインを立ち上げたという感じなんですね。

現代っぽい。

 

クラウドファンディングは簡単と思っていたら一苦労

—きりさんは、立ち上げに関して不安だったことはあります?

 

きり:不安ね(笑)

きりはあんまりないんだけど周りが「それってどうやってお金が発生するのか想像もつかないボランティアみたいなもんで貧乏にならない?」

なんて言ってくる人が結構いるな。

物販じゃあるまいし、そんなに金がかかるわけでもないのに(笑)

 

—私もビジネスとしてマネタイズできるのか気になります。

特に形のないものにお金を払うのってわかりにくい。

あと、「支援」とかってNPOとか立ち上げて補助金とかで運営するのかと思ってました。

 

きり:多分、みんな知らないからそう思うんだろうな。

まぁ、そんなもんだろ。

 

—他にも大変だったことはありますか?

 

きり:大変だったことね。

そりゃクラウドファンディングは大変だったな。

思い付きで簡単にできると思って始めたがやってみると案外一苦労。

いろんな人に会いに行って支援募ったわ。

それに今現在も結構しんどい。

なにせ、法人立ち上げなんてやったことがないうえに、書類なども外注せずに全て自分たちでやっているからな。

まぁ、定款やその他書類系は裏方さんたちがやってくれているから、きりはそれを無料で相談できる知り合いの司法書士さんに相談して公証役場にもっていったり、年明けに法務局にもっていくだけなんだが(笑)

 

—おおう…大変そうだ…

 

アインはすぐに収益化を目指すような事業ではないので、働きながら活動していく

—今のお仕事は続けながら、アインの活動をされるでしょうか?

もしくはお仕事を辞めて、アインを仕事にされるんですか?

 

きり:今の仕事は辞めないぞ。

Twitter界隈では起業するときは今の仕事辞めろ!!

実際に路頭に迷っている奴なんてそうそういない。

なんて、言ってる人いるけど、きりは仕事柄生活保護やそれに近い経済圏の人を良く見てるから思うんだけど、君たちの世間が狭いだけで路頭に迷っている人はめちゃくちゃ存在する。

実際、今の収入がすぐさまなくなったら家のローンとか払えんしな。

そもそも、アイン自体すぐさま収益化目指すような事業でもないしな。

ゆっくりと腰を据えてやるさ。

 

—なるほど。

すごい勢いで動き出したので、すぐに結果を求めるのかと思いましたが、長い目で見て、活動を継続していかれるんですね。

 

慈善事業って無償でやるもんじゃない

—アインに興味を持った人たちは、どうやったらアインに参加できるのか、スタッフとして利用者として、どちらもの方法を教えてください。

 

きり:アインに興味のある方や、スタッフとして参加したい方はどちらもまず会員になってもらうんだけど、月額2,000円かかるんだ。

入り方は、ホームページからクレジットカード払いで登録できるように目下作成中。

因みに会員全員が企画やイベントを立ててよい。

利益が出たらきりは最低限の手数料だけもらって企画立ち上げた人に行くようにしていく。

アインは発達障害(グレーゾーン)の人に、成功体験をしてもらってすこしでも自信を持ってほしいんだ。

もちろんイベントが上手くいくように、お手伝いをさせていただく。

進捗は今のところきりのTwitterアカウントクラウドファンディングサイトレディフォーのこのページに載せてる。

まぁ、こんなやり方でも大きくなればごはん食べていくくらいの利益はきりに入るようになるから(笑)

流石に無償だと飢え死にしちゃうからな。

それまでは2足のわらじでやらせてもらうことにする。 

 

—日本の慈善事業でお金をもらうのは悪みたいな風潮なんなんでしょうね。

無償のボランティア活動じゃない人は金の亡者みたいな考え方の人多いですよね

 

きり:スタッフに還元できない事業はブラックだと思うし、慈善事業って無償でやるもんじゃないってみんなで分かち合うと、それ自体が勉強にもなると思っている。

きりは今本業があるからな。別に儲けはそんなに必要としてない。

大赤字で破産しなければいいのさ(笑)

 

—ありがとうございました。 

 

発達障害傾向がある人たちとイベント・企画する「一般社団法人 アイン」を立ち上げたきりさんインタビュー

www.ain.or.jp