「HONDAスーパードリーム110(通称ベトナムカブ)」と「HONDAスーパーカブ 110(日本で正規販売しているカブ)」との仕様の違いを7つ紹介

「HONDAスーパードリーム110(通称ベトナムカブ)」と「HONDAスーパーカブ 110(日本で正規販売しているカブ)」は、パッと見た感じよく似てるのですが、全くの別規格だそうです。

「HONDAリトルカブ」「HONDAスーパーカブ 50」ライダーだった、カブタイプバイク大好きなていないが気づいた、「HONDAスーパードリーム110(通称ベトナムカブ)」との違いを紹介していきます。

 

 

ベトナムHONDAスーパードリーム110と日本のHONDAスーパーカブの違い

その1 チョークの位置が違う

日本のホンダスーパーカブのチョークは手元のハンドルまわりにありましたが、ベトナム製は足元の奥まったところにあります(日本のスーパーカブでいうとサブタンクのコックがあるあたり)。

こんな妙な位置にあったら気軽にチョークも引けない。

多分ベトナムは暑い国なのでチョークの必要性があんまりないからハンドルまわりに取り付けてないんだろうなあ。

現時点でまだチョークを引くことなく氷点下の早朝でもセル一発でエンジンがかかっていますが、経年劣化してエンジンのかかりが悪くなった時にチョークがモノになるかどうかがとても不安。

 

ベトナム製のHONDAスーパーカブ「スーパードリーム110」

 

その2 サブタンクがない

万が一ガス欠した時にとってもありがたいサブタンク。

これがスーパードリーム110には付いていません。

しかもツーシーターで2人乗りに特化した形をしているため、必然的にガソリンタンクのサイズが小さくなり3リッターしかガソリンが入らない。

燃費は日本製の50ccのスーパーカブには負けるものの、原付タイプと比べたら素晴らしいのですが、いかんせんガソリンタンクが小さいのでガソリンがすぐ減ってしまい、こまめに給油する必要があってちとメンドクサイ。

そして万が一ガス欠になったら補助タンクがないため一発アウトなのでびびります。

 

ベトナム製のHONDAスーパーカブ「スーパードリーム110」

 

その3 タンデム用のステップが丈夫

ベトナム製カブのスーパードリームと日本製のカブの最も違うところは、ベトナムカブは複数人乗りに特化しているところ。

ステップの取り付け位置が、日本製のカブのようにスイングアームではなく車体に直付けされています。

多分、日本でいう軽自動車位の位置づけなのかも。

ファミリー用バイクっていう感じですね。

現地の写真とかを見ると2人乗りどころか3人4人を乗せて走っています。

 

ベトナム製のHONDAスーパーカブ「スーパードリーム110」

 

その4 リアウインカー(お尻側のウィンカーのこと)がスリム

日本製カブのリアウインカーは左右に飛び出していますが、スーパードリームはテイルランプと一体型になっていて、デザイン的にシュッとしてます。

 

 

ベトナムと日本の法律の違いからデザインが違なるようです。

ウインカーの間隔が日本の指定よりも狭くて良いようなので、デザイン的にスタイリッシュです。

日本の法律が指定しているウインカーの間隔は15センチなのに対して、ベトナムカブは1センチ程度足りないのですが、それに対する罰則はありません。

旦那は、お巡りさんに2回止められましたが、それに対する指摘も罰則もありませんでした。

 

ちなみに止められた理由はバイクが50ccサイズとほぼ変わらない大きさなので、二段階右折が必要な交差点で待ち伏せしていたパトカーに止められました。

(日本製の70cc以上のカブにはフロントのフェンダーの先に白いテープのようなものがついていて50ccとの違いが一目でわかるようになっていますが、ベトナムカブにはそれがついていないので、正面から見ると50ccのバイクに見間違えられやすいです)

 

ベトナム製のHONDAスーパーカブ「スーパードリーム110」

 

その5 ヘッドライトにハイビーム、ロービーム以外に切るボタンがある

日本国内では日中も点灯が義務付けられているので、スイッチがあるからって切らないようにしましょう。

 

ベトナム製のHONDAスーパーカブ「スーパードリーム110」

 

その6 スピードメーターに謎のEDの文字

これ、多分エコドライブの略だと思います。

多分。

メーターが120キロまで表示されていて、本当にこんなスピード出るのか気になるところ。

カブでもスーパードリームでもどっちでも、車体が軽いから強風でかなり持っていかれるのに、120キロとかで大きい橋の上走ったら風に煽られて車体もっていかれて死にそう。

スーパーカブにしろスーパードリームにしろ、60キロ以上のスピード出すのに向かないバイクだと思います。

 

ベトナム製のHONDAスーパーカブ「スーパードリーム110」

 

その7 エンジンがEFI(電子制御)ではなくキャブレター

単純なつくりなので、パワーもあるし故障しにくいはず。

もし故障したとしても原因がわかりやすいし。

キャブレターの方が低回転(低速)でトルクが出ているので、スタートダッシュがきくところも良い。

旦那は、ベトナムでは沢山の人数が乗ることを想定しているから、安定して走るためにキャブレター方式なのではないかと予測。

実際2人乗りした時も安定感があって、ふらつきにくく、日本のスーパーカブよりもベトナムのスーパードリームの方が2人乗りに特化しているんだなと感じています。

 

「ベトナムカブ ドリーム110」と「HONDA スーパーカブ」7つの違い:結論

結論としては、夫婦でお出かけするためのバイクとしては最高です

2人乗りを想定している人には特にオススメ。

後ろの人の乗り心地も良いし、パワーもある。

ステップも丈夫。

購入して1年以上たちましたが、今のところ良いところばっかり。

何よりスーパーカブ110の半額くらいだし!(結局ケチの話になって終わるのや)

 

ベトナム製のHONDAスーパーカブ「スーパードリーム110」

(春日神社のお守りステッカーのご利益で今のところ無事故無違反!ありがたやー)

 

ベトナムカブ大好きなので、いろんな視点から記事を書きました〜

購入を考えている人にはぜひ読んでいただきたいです。