日本聴導犬協会の聴導犬の候補犬のちこちゃんを、日曜日(2021年11月7日)からお預かりしていたのですが、我が家の老猫モコとの相性が悪く、水曜日に移動になりました。

滞在期間わずか4日。

さみしいんや!
さみしいんや〜〜!!

↓まずはこちらの記事からどうぞ 


ちこちゃんはモコがとにかく怖い

ちこちゃんはちょっと吠えるけど、おっとり大人しい子ですよ〜ということで我が家にやって来ました。

猫に関しては、道で野良猫にあっても吠えたりしないので問題なさそうよという話だったのです。

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我が家に来たちこちゃんはルンルンで家を散策し、そこらじゅうに体をこすりつけて臭いつけを楽しみご機嫌そのものでした。

お見合い直後は興奮してキュンキュン鳴いていたのですが、移動の車中ですっかり落ち着き、家についても家中を走り回ったあとは、床にまるまってリラックスしていたので「これはいける!」と思ったのですが、家に来て1時間ほどでクローゼットで寝ている我が家の長老モコ婆さんを発見。

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恐る恐る近づいたところ、1秒ほどシャーってされました。

どうやらそのたった1秒のシャーがめちゃくちゃこわかったようで…。
マンションのフロア全体に音漏れするぐらいの大音量で吠えまくってしまいました。

普段ちこちゃんがもの静かだったので油断してましたが、鳴き声の音量がすごい。
ちこちゃんこんなかわいい顔して、どんだけ太くてでかい声出るんや💦

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吠えすぎて疲れて一旦寝たので、これで落ち着くかと思いきや、目覚めて再び猫に向かってウーウーワンワン威嚇しながら吠えまくりました。


1匹だとめちゃくちゃ大人しい

これはやばい!
近所から苦情待ったなし!

ということで、ちこちゃんには一旦新居に移動してもらいました。
(一度も公表してませんでしたが、今住んでいる家と、DIY中の新居は実は同じマンションなのです/この情報内緒にしてたのでまた消すかも)

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するとどうでしょう。

猫がいないとちこちゃん、ちょうおっとり刀〜〜。
ほぼ寝てる。

そして、甘えん坊で体をすりつけてゴロンしてきてくれます。
かわいいなあ。

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添い寝も得意よ。
天使よ天使。

とってもスイートでちょっと怖がりで、ふわふわカールの、人懐っこいわんこさんなんです。

私は大きな犬をだっこして寝るという夢があったので、ちこちゃんに叶えてもらいました。

足元じゃなくて、自主的に枕元まで来てくれて隣で寝てくれるんです。

ほわわ〜〜。
幸せ。


慣れない環境で、短時間の留守番も厳しかった

これならいけるかな、別々に暮らしてもらおうかなと思ったのですが…

お弁当を買いにコンビニに行く時(もう料理は諦めてました)とか、洗濯しに帰っている時(もう掃除は諦めてました)に、1匹になるとキュンキュン鳴いてさみしがるのです(見守りカメラ仕掛けてました)。

そして一緒にいると我慢できるのですが、1匹だと不安が強くでて外で物音がすると吠えちゃいまして。

そりゃそうですよね。

新しいおうちに来てまだ1日とか2日で、1匹で慣れないお部屋にいるのはちこちゃんじゃなくても、寂しいし不安です。

今まで他の犬をお預かりした際も最初の1週間ぐらいは、必ず誰かが家にいる状態でした。
(慣れてから様子をみながら、徐々にお留守番に慣れてもらう練習をしていきます)

我が家はワンルームがズラーっと並んだタイプの大規模マンションなので、戸建てと比べて出入りが多く、外廊下を通る住人、掃除の人、宅配便にコープなど、ちこちゃんを不安にさせる物音で溢れていました。

しかもちこちゃんは、寂しくて玄関で私が帰ってくるのを待ってるので、ドアから聞こえる吠えのボリュームはドアの外の人の心臓をドキッとさせるに十分な音量でして…。

こっちも苦情が来そうで危ない。

モコに慣れてくれれば一緒に暮らせるということで、毎日1時間ほどちこちゃんとモコの顔合わせをしてみましたが、3日続けても全く慣れず。

動画を撮影し、日本聴導犬協会のスタッフにチェックしてもらったのですが、これ以上はちこちゃんもモコもストレスになるということで、移動することになりました。

我が家には猫がいるので、もし相性が悪かった場合を考えて、移動先はお預かり前から決まっていました。


カートに乗ってルンルンのちこちゃんです

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移動は地下鉄で。
ちこちゃんは大きいので、JRには乗れません。

ペットカートが使える電鉄会社を調べて移動しました。

【紹介したアイテム】
このカートは昨年5ヶ月ほどお預かりしていたかるちゃん(元聴導犬の13歳のおばあさん犬)のために買った私物ですが、とりまわしが良く、持ち手の位置が高いので人間に負担も少なく、カート内が広く、サイズ感も良く、分解もできて小さく保管できます。

価格も1万円ちょいとそこそこ手頃で、とてもよくできているのでおすすめです。
13キロのビーグルのかるちゃんでも余裕で乗れます。

なんか突然宣伝みたいになりましたが、ほんとにこれいい買い物したなと思ってるのです。





移動中は顔を出せるので外の景色がどんどん動くのが楽しいようで、ノリノリでした。

電車内では顔を出せないので不満そうでしたが、スペシャルおやつ「レバーゆでたやつ」「鶏ゆでたやつ」を交互にあげると、とってもかしこくできました。


移動先でちこちゃんは楽しくやってます

ちこちゃんの新しいお預かり先は、ちこちゃんのお友達(日本聴導犬協会からソーシャライザーさん宅へ里子にいった)のまめたくんがいます。

たくさんごはんを食べて、まめたくんと楽しく過ごしていますと、メールで教えていただけました。

ちこちゃんにとってストレスの少ない環境に移動できたようで良かったです。

ちこちゃんはソーシャライザーとして活動して5匹目のわんこでしたが、猫が先代のおばけちゃんからモコに変わって初めての子だったので、ちこちゃんをお預かりする前日には日本聴導犬協会のスタッフさんが猫の面談?にも来てくださり、モコに会った上で「多分いけるかな〜」ということだったのですが、初めてのお見合い失敗となりました。

楽しみにしてくださっていた読者さまも多かったと思います。
残念な結果になりごめんなさい。


モコは犬と暮らしていたかもしれない説浮上

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モコは7月に都営住宅の自転車置き場にキャリーに入れたまま捨てられていたおばあさん猫です。
餌が食べられずにガリガリに痩せていました(その後歯肉炎と判明し抜歯手術済み)。

モコの過去はまったくの未知数なのですが、どうも犬と暮らしてたっぽい気がする。

すぐそばで吠えられている間も、ずっとクローゼットから動かないので、びっくりしすぎて動けなくなってるのかな?体がこわばってるかな?と思って体を撫でたら体はふんわり。

初めて犬に吠えられたら、怖くてパニックになると思うんです。
ちこちゃんのパニックぶりと比べて余裕がある様子だったので、多分吠える犬と暮らしていたんじゃないかな?

チコちゃんの吠えはすさまじく、吠えるたびに私と夫も目をつぶってビクっとするほどだったのですが、モコさん逃げることなく、寝返りうったりしてました。

鳴き声に耐性があるっぽかったです。


モコが幸せな余生を過ごせるのが一番大切

今までお預かりした子たちは、先住猫のおばけちゃんと対等にケンカすることはあっても、吠えることがなかったので、完全に油断していました。

おばけちゃんは6.5キロと大柄で、犬と対等に渡り歩く貫禄があったのかもしれません。
社交的で母性の強いタイプで臆さず自分から犬に寄っていったので、すぐに仲間と認識されたのかもしれません。

モコは3キロないガリガリのおばあさんで、社交的でもないので、犬と相性が良くないのかも。
もし次お預かりした犬もモコに吠えるようなら、ソーシャライザーの活動は、モコがいる間はお休みしようと思っています。

おばけちゃんは犬と暮らすことを楽しんでくれていて、犬との暮らしを体験できたことはおばけちゃんにとっても良いことだったと思っているのですが、同じことをしてもモコにはストレスになるかもしれないので、モコの様子を見ながら判断します。

せっかく家族になったんだし、長生きしてほしいからね。

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