歯肉炎が悪化して、ほっぺが壊死してしまった我が家の愛猫モコさんの記録。
昨晩更新した【その④】のつづきです。


WqcxZBAHQJ6t28Kb9xKbGA

モコの手術日記は痛々しい写真が掲載されていますが、現在は手術も成功し元気モリモリです。
傷跡も塞がりつつあり、ぐじゅぐじゅの部分はピンクのもっちり肌になっていますので安心してお読みください。

↓【その④】はこちらから


↓最初から読む場合はこちらから



猫入院、口の悪いブラックジャックに慰められる

抜歯手術ですが、まさかの日帰り入院でした。

朝10時に動物病院着、10時半頃から院長の診察してもらいました。

同じマンションの犬を飼っている方が、この獣医さんを教えてくださったのですが「口は悪いけど腕は確かだから」とおっしゃっていたので、グーグルでクチコミを調べたら賛否がまっぷたつに分かれていました。

ただ医療機器などの設備がすばらしく(台所図鑑の相棒、みどりさんが調べ)、1年で1300件の手術を手がけるという怒涛の症例数だったので、診察してもらう前から、「手術するならココやろ!」と心に決めていたのです。

覚悟して行ったのですが、想像をはるかに上回る口の悪い院長でした。
ただ、悪い人じゃないし、言ってることは正論だし、動物には優しいです。

口内炎を発見できなかった、前の動物病院の獣医にいたくご立腹で、「あの病院は最低だ」とか「詐欺師だ」とか「泥棒みたいなもんだ」とか、録音されたら裁判なるでみたいなレベルの悪態を大声でまくしたてるもんで、圧倒されました。

モコにはとても優しい猫撫で声で「かわいい顔してるのに、穴開いちゃってかわいそうにな、治してやるからな」と励ましの言葉をかけ、違和感に気づいていたのにこんなに悪化するまでセカンドオピニオンに来なかったことを後悔してメソメソ泣いている私に「猫のほっぺたは薄いからすぐ穴が開くんだよ、こんなもん普通だよ!泣くな!」と口の悪い慰めの言葉をかけてくれました。

診察は5分ほどで終わり(うち3分は他院の悪口)モコを預かってもらいました。

スタッフの方に、日帰り入院なので18時にお迎えに来てくださいと言われ、全身麻酔ですよね?と尋ねると、全身麻酔ですとのお返事。

全身麻酔でも日帰り入院という、「金儲けやない!手術がしたいんや!」「回転率をあげて手術をこなすんや」という執念のようなものを感じつつ一旦帰宅。

↓手術当日。病院に行く前のモコさん
RimwucQAR76OsnG2JsJN4w


猫の抜歯手術日:日帰り手術で全身麻酔で抜歯のみ処置、頬の穴縫合なし

18時のはずが、直前に19時に変更してくださいと電話があり、不安になりつつも19時にお迎えに。
全身麻酔から醒めないのではないかなど、あれこれ悪いことを考えてしまい(しかもこの日はだんないは家にいなかったので1人だった)、ツイッターで弱音を吐きまくってしまいました。

病院に着くとすごい混雑で、待合室はビッシリ犬をだっこしたおばちゃんたちが座り、入りきれず外で待っている人や、病院のそばのあちこちに路駐している車の中で待っている人など、大繁盛でした。

常連が多いようで世間話に花が咲き賑やかです。

ああ、多分これで退院1時間遅れたのねとわかりホッ。


夜の診察でも口の悪いブラックジャックは絶好調(舌好調?)で、他院で診察された病名と違う病名を告げ、引き下がらない飼い主に「誤診だっつってんだろ!」と頭ごなしに怒鳴りつけていました。

待合室までまる聞こえの大音量の怒声に対し、常連と思われる患畜の飼い主たちはぺちゃくちゃと談笑を続けており、慣れるとただのBGMになるんだなとちょっと面白く感じました。


しばらく待ってから、看護師さんが2階の手術室からキャリーに入れてモコを連れてきてくれました。

ちょっとぼんやりしてるけど、全身麻酔が覚めきっていないだけなので、弱っているわけではないと伝えられました。

驚いたのは、頬に開いた穴が縫合されていなかったこと。
担当医(若い女医さんでした)に、頬の穴を縫わないのかたずねると「穴は徐々に塞がってくるものなので縫わなくていい」とのことでした。

頬の毛が剃り落とされ、穴が目立ちます…。
こんなん塞がるん?
いぶかしみつつも、とりあえず信じることに。

抗生物質を7日分もらい、前回もらった分と合わせ10日間薬を飲ませて、飲み切ったら病院に来るように言われました。

日帰り入院とか、全身麻酔の手術したあと10日も診察なしとか、今まで行った動物病院のような親身さがなく「この程度の病気大したことねーよ」感がすごい。

院長曰く「前行ってた病院ならこの手術20万とか30万とかするぞ!」とのこと(私もすると思う)、まさかのこの病院は手術したのに3万5000円で、初診の検査代と含めて5万ちょいでした。

今まで行ってた病院の血液検査代と尿検査代より安かった。
謎の価格設定に腰が抜けそうになりました。


誤嚥があると危ないので翌朝まで飲食はさせないようにと指示を受け、リュック型のキャリーにモコを入れ、バイクに乗って帰宅。

帰り道に背中で「ニャーニャー」とけっこう元気に鳴いていました。
もうダメかと思ったのに、がんばってくれて、モコは本当にえらいなあ。

↓手術後のモコ。穴を撮ろうとしたけどブレていてわからない。
lvte7Wi0Q2OokLJCiGzQZA

↓点滴のため前足にテープあり。毛も剃ってありました。
Gv9c-jfEQZKC9At-62jn3w

↓お疲れ様です。
b7p7JxCtQLyfG8_ncpu_Iw

その⑥】へつづきます!






LINEにブログ更新通知が届きます
LINEで読者登録する


↓モコが食べられるようになり、体調が戻っていると信じていた頃の日記



↓モコを引取りしたときのてんやわんやはこちら



🔽ブログランキングに参加しています🔽
\モコをクリックでポイントが入ります/
にほんブログ村 住まいブログ DIYへ